今度出そうと思っている電子書籍のまえがきでボツにした話です。
ちなみに書きたかったこと自体は以下の記事と同じです。
また以前、あとがきでも同様のボツネタを書いていました。
というわけで、本題です。
まえがきとして以下のような文章を書きましたが、ボツにしました。
-----まえがきはここから-----
突然ですが、私はこのままいけば日本は事実上滅ぶと思っております。
事実上滅ぶとは、滅んだも同然に著しく衰退すると思っているのです。
それは何故かと言いますと、国民が貧しくなり少子化も進むからです。
「国民が貧しくなるから、結婚できなくなって少子化が進む」というのもありますが、男女ともに(ただし特に男性が著しい)モテなくなり「恋愛できなくなることで、結婚できなくなって少子化が進む」というのもあります。
ついでに言えば、一部の男女にのみ結婚ができてお金も集中する、ということも起きるでしょう。
それは何故か?
それは教育のせいです。
何故そんな教育なのか?
それは我々の価値観が古いからです。
古い価値観から由来している古い教育によって、お金も稼げないし恋愛もできないしで、貧しくなり少子化も進みます。
古い価値観から由来している古い教育の何が悪いのか?
それは分散化(多様化)が当たり前の世の中に対応できないからです。
……というわけで、ここからディベートを推奨するという話になるわけですが。
ディベートの主目的は「自分以外の立場で物事を考えるのを容易にする」ことだからです。
ディベートを何度も繰り返していくと、それが身につきますから。
それが分散化(多様化)に対応できるようになるというわけです。
ここからは、先ほどのリンク先から引用致します。
というわけで、これからの多様化した時代にはどうするのか?
その一、自分以外の立場に立つ。
その二、その立場でのメリットとデメリットをできるだけ挙げる。
その三、それらのメリットをより強く感じて採用する人とデメリットによって拒否する人を考える(どういう人がメリットを強く感じるかなど)。
上記のうち、その三で「どういう人がメリットを強く感じるか」というのを「どういう人がメリットを強く感じて、この商品を買ってくれる(客になる)のか?」というところまで考えられるようになったら、売れる商品が生産できるようになるよね、て話になります。
逆に言えば、これができるとお金が稼げる人が増えてGDPは上がりますし、それで結婚に至る夫婦も増えますから少子化も防げますので、早いとこディベートばんばんな教育をやりゃー良いのになーと個人的には思っています。
まえがきは以上です。
というわけで、最後にボツの理由ですが。
いきなり脅迫してどないすんねーん!!!
……でした(そりゃそーやろ)。
それにここに書いたことはちと言い過ぎぃーなところもありまして、平時ではなく災害時には、従来からの価値観は自らの命を守るために必須のものとなります。
平時に比べると災害時は圧倒的に時間が短いですけれども、そこで命を失う可能性があるわけですし、いつ何時そのような状態になるかわからないのですから、従来の教育もやっぱり大事なものなんですね。