結論から申し上げますと、タイトルの「ハタ迷惑な女」の筆頭は、故・土井たか子氏です。
つまり、前回の以下の記事に引き続いて悪口です。
既に故人ですので、死者に鞭打つ形とはなりますけれども。
政治家でしかも国政にかかわる立場におられることは非常に重く、無能だと国民が遍く困ることになりますので、はっきり書かせて頂こうと思います。
(ただし故・土井氏には外国のスパイ説があり、もしもそうならば「わざと無能を演じて日本の国力を削いだ」ということになりますので、その場合は非常に優秀な人物であったということになりますけども)
細かな経緯はリンク先の前回の記事に書きましたので、ここではざっと振り返るのみにします。
まず社会党の党首であった故・土井氏は消費税に強く反対する「ダメなものはダメ!」のスローガンを掲げます。
その後1989年(平成元年)の参院選で社会党は与党自民党に圧勝し、故・土井氏は「山が動いた」という名言を残します。
で、その後、残念ながら衆議院で廃案となって消費税が導入されました。
前回の末尾に追加でリンクした以下の記事もどうぞ。
前回も書きましたが、その「山が動いた」と名言を残した時に大量当選したのが「マドンナ候補」と呼ばれる中年女性の候補者でした。
前回の記事にも書いたように、次の選挙では皆さんいなくなっちゃうのですが。
ジェンダー的なことを言わせて頂きますと、それがタイトルに書いたことです。
このことで「やっぱり女はダメだ」とか「女に政治をやらせるとろくなことない」とか、そんな空気になったわけです。
その影響もあって、女性の社会進出がかえって難しくなったと私は思っています。
そう言えば、自民党の高市早苗議員は昔、関西ローカルの番組で政治評論やキャスターなどでご活躍されていましたが。
社会党のマドンナ旋風が吹いてあっという間に過ぎ去った後に「マドンナ候補が酷すぎた」と、吐き捨てるようにテレビで仰っていたのを覚えています。
その時に激しく同意したことを今、思い出しました。
と、ここまで書いて思ったのですが。
あまりにも野党様かつ社会党(今は社民党)様の悪口を書き過ぎたので、そうではない例も挙げてみたいと思います。
それは、かつて「土井チルドレン」と呼ばれた中川智子元議員です。
中川元議員は衆議院議員の後に、兵庫県宝塚市長を務めました。
以下、ウィキペディアより引用させて頂きます。
2019年、宝塚市が全国で初めて、2019年時点で就職氷河期世代とされる30代半ばから40代半ばの人を対象にした正規職員の採用試験を実施した。
この全国的にも例のない「氷河期採用」について、中川は「近所のスーパーで、長男の同級生の母親から、その息子が40歳を過ぎても未だ契約社員であることを、泣きながら訴えられたことがきっかけで始めた」と述べている。
この宝塚市の採用試験には、全国から1816人の応募があり、募集枠は3人だったが、上位4人の成績がほぼ同じであったとして、市は採用数を1人増やし、結果的に4人を採用した。
倍率が400倍以上であったことが話題となり、就職氷河期世代を対象とした職員採用はその後、他の自治体や国でも実施された。
引用は以上です。
これは素晴らしいことじゃないですか。
やっぱり野党の諸先生方は必要ですね。
そもそも、その党の先生方が全員、金融や経済に明るい方でなければならないわけではありませんから。
問題はそれが、一人もおられないということです。
……って、あ……結局は悪口になってもーたがな。