またまた他人の褌シリーズで、今回はIMAKARA様の以下の記事を拝読したことがきっかけで書かせて頂いたものです。
拝読して思ったのは、私が常に書いている「こういうところにも、日本人の評価する能力が低いところが表れている」ということでもありましたけれども。
それとは別にもう一つ、ずっと私が非正規で働いてきて感じていたことが「時給何ぼ」に囚われている人が多いな、ということなんですよね。
つまり、上記リンク先の記事でIMAKARA様が書かれていたことよりも「さらに極端に視野の狭い状態に陥っているのを、非正規で働く人の中に見た」という話です。
ALISにお世話になる前に書いた記事です。
はっきり言ってIMAKARA様の記事よりもさらにお金よりの、かなり下品な記事です恐縮ですがm(__)m
この記事を要約すると「もらえる時給が安くても、そこで得られる情報を上手く使えば、そっちの方が資産が増やせることもある」て、話です。
それと、非正規雇用の人がたくさんいる職場の場合、派遣会社が違うと「同じ仕事をしているのに自分だけ時給が安い」というのも、よくある話です。
この場合、中にはずーっと「あんたらはええなぁー、私なんて……」というネガティブなことを言い続ける、ちょっとお付き合いするのはしんどい人もいるんですけど。
これは明らかに、その時給以上に損している状態なんですよね。
何故ならば、わかりやすい話だと「自分は家が遠いから断ったけど、どこそこのコールセンターで高時給の大量募集があるらしい」ぐらいのやり取りは普通にありますが、こんなことをしているとそういう話ですら入ってこなくなります。
(まぁ、その前に、その状態だと仕事がさらに苦痛になるやろ、て話ですけど)
で、ついでと言っては何ですが「自分だけ時給が安いと思ったらどうする?」ということを書いた記事がこちら。
前編は同僚で「労働者としてのスキルアップによって、次の仕事先の単価を上げる」というやり方です(後編は上のリンク先の記事の内容と同じですけど、一応)。
(あとついでに、同じようなテーマで以下の記事もよろしくー。
これは自身の職場ではなく、立ち聞き……いや、座り聞きで聞いた話です)
と、ここまでは以前も書いた話ですけども。
今、感じている正直な気持ちは以下です。
「有益な情報も、受け手がそれを正しく評価できなければ、ないのと同じ」
何でかと言うとですね、私は非常に仲良くなった同僚には「投資が趣味だ」という話はしていたわけですけれども。
そしたら詐欺師に出会ったような、ものすごーく胡散臭い目で見られて終わることがほとんどでした(そこまではいかなくとも、詳しい話を聞かせて欲しいと言われたことはありません)。
もちろんそうなることはある程度は予想されましたので、私も非常に仲良くならないと言わないように気を付けてはいましたけど、それでもそんな感じだったんですね。
それで心が折れて、もう誰にもそのことは言わなくなりましたが、そうなってから五年は経っています。
あの時からインデックス投信でも毎月コツコツやっておれば、今頃は結構な金額になっていたのではないのでしょうか。
IMAKARA様の記事で書かれていた大事なことを、引用させて頂きます。
何かをしたことによって得た経験やスキル、言語、交友関係や若さなど「会社で計上する資産」よりも個人資産は広義である
個人資産は広義ですよ?!
お金しかも日本円にだけに、囚われているのは狭すぎると思いませんか?!