ひろゆき氏の仰っていることの一例として、以下。
有名なお話ですので、ご存じの人も多いかと思いますけど一応。
ま、私の結論はいつもの「人によるのでは?」で終了ですけれども。
そう言うと「中にはそんな例外的な人もいるけど、多くの人にとっては自分へのご褒美は損失にしかならないだろう」って、言われそうですけどね。
私はそんなことないと思っています。
まずは一回でも良いので、ここでお話ししたことを試して頂けたら良いなと。
やってみてダメだとわかったら、その時に「私にとっては、自分へのご褒美は損失にしかならないものだ」と判断するのが良いのではないかと。
(できれば「私はダメだったけど、そういうことのできる人は世の中にいるだろうから、他人の趣味をどうこう言うべきではないよね」とまで考えられるようになると、これからより貴重とされる「寛容な人」になれます)
例えば、お風呂の入浴剤ってあるじゃないですか。
あれって、どうしても必要なものではありませんよね。
でも、そういうお風呂に入るのが好きな人もいると思います。
良いじゃないの入っちゃえー、入浴剤買っちゃえーと私は思います。
ただし、この時に気を付けることが一つだけあります。
それは「100%自分というただ一人の客の立場にならない」ことですね。
つまり「自分以外のお客さんや業者さんの立場」で考えることです。
その前に「自分というただ一人の客の立場」も深く考えておかなければなりませんが……って、一つじゃなくて二つかな?(気を付けることは)。
まず、自分を知るために自問自答します。
「私は何故、入浴剤の入ったお風呂が好きなんだろう」
その一、さら湯よりも温まりたいから。
その二、良い香りがするのが嬉しい。
その三、両方とも同じくらい嬉しい。
どれですか???
というわけで、まずはここからですね。
一番目だけなら、実は代用品があります。
重曹と塩ですが、どちらも入浴剤を買うより安いです。
重曹は何と掃除にも使えますし、重宝します……が、それだけに入れすぎ注意です。
つまり欠点としては、肌荒れ注意と追い炊き式の風呂釜には使えないことです。
ちなみに塩も同じような欠点がありますので、ご注意ください(ご興味のある方は、検索してみてくださいね)。
毎日入浴剤を使っていた人がその頻度を落として、その代わりに重曹や塩を入れる日を加えるだけでも、かなりの節約になるのではないでしょうか。
二番目の香りを楽しみたい人は「自分がどんな香りが好きなのか?」を追求してみましょう。
私なら「せっかくだから、香料について調べてみよう」てなるかも。
……なんかおかしな方向に行ってしまったような気がしますけど、一応。
というわけで、とにかく自分という一人の人間と、入浴剤という物を徹底的に調べるわけですね。
せっかくのインターネットですから「使わな損」でしょう。
そしてその後に、自分以外の立場の人のことを考えます。
具体的に言えば、先ほどの逆とか(自分は温浴効果に着目したけど、香りに拘る人もいるよねーなどなど)。
そして価格帯なども考えてみましょう。
自分へのご褒美として、ブランドの入浴剤を買って「ここぞ!」という時に入る、というのも私は良いと思います。
そしてその時には、その入浴剤の会社の歴史もついでに調べておきましょう。
ブランドの入浴剤で調べると、以下の記事が検索されました。
わかりやすくておすすめです。
……が、最後に自社のCMで終わっているのも商売上手ですわな。笑。
というわけで、今回は入浴剤を例に挙げてみましたが。
これはどんな商品であっても応用が効きます。
それとついでもう一つ。
つい、うっかり買ってしまったーという場合はこちら。
表ブログの記事でちと古い記事で恐縮ですが。
要するにこれは「買ってしまった理由を考える」ということであり、例えば「店員さんのセールストークが上手いから買ってしまった」のであれば、そのトークをメモっておこうねーて話です。
ここまで長くなりましたが、トドメの一言。
これを実践して、もしダメだったとしても、一つだけ得られるものがあります。
◎このこと(=情報)を誰かに語ることができる
一回この経験をしておけば、これを誰かに語ることができるわけですけれども。
これは何回も何回も何回も、語る相手を変えることで繰り返すことができます。
そうやって繰り返しているうちに、良い友人に恵まれたり仕事上気を遣わなければならない人と打ち解けることができたりして、かけたお金や時間などよりも遥かに大きなものとして返ってくるわけですね。
というわけで、今回は「自分へのご褒美に使ったお金よりも、その後により大きく回収できたのならば、もはや損失ではなくなるのではないか」というお話しでした。