まずは、そのIMAKARA様の記事から。
で、私は思わず以下のコメントを致しました。
いつものように画像で引用させて頂きます。
記事のテーマそのまんまではありませんが、PayPayとかクレジットカードはお買い物をする時の手段なので、お買い物の話も……というムリヤリな拡大解釈で書いてしまったコメントです。
なのに、広い心で受け止めて頂き、こんなにたくさんのお返しコメントを頂けるなんて……とても嬉しいです。
で、思わず書いてしまったぐらい、この「何をしてきたか、何をするのか」というお言葉に、私の心はワシヅカミされてしまったわけで。
そこで、今回の記事を書こうと思ったのですが……同じようなテーマで既に何回か書いているので、やめておこうかなと……いや、もう、くどいやないかと。
書こうとしたのは以下のようなお話です。
自分へのご褒美ってそんなに悪いことなのか?
この記事では、入浴剤を例に挙げていますが、何だって同じです。
お金の対価としてその商品を消費して終わり、にならなければ良いのでは?
つまり、その商品を買った後、使って使って使い倒す、考えて考えて考え倒す、喋って喋って喋り倒す、などによって、対価以上の情報を得ることができたら、得をしているじゃないですかと。
まー、そういう話なんですね。
昨今、若い人はチャレンジしないと言われているようですが。
例えば以下の、プレジデントオンライン様の竹中氏の記事とか。
以下、一部を引用させて頂きます。
“下品な意味ではなく、今の日本人は『チャレンジ童貞』になっているのではないかとすら思います。自分がまだ見ぬ世界、領域、場所、体験など、未知のものを異様なまでに怖がっているように見えるのです。その様は、女性を知らないがゆえに、女性に現実離れしたイメージを抱き、恐れたり、蔑んだりする童貞男子とそっくりです。”
文中の「チャレンジ童貞」って、ちょっとそれは言い過ぎなのでは?
「下品な意味ではなく」と仰っていますが、表現が下品だと思います。
いや、若い人が挑戦するのが怖いと思うのは当然でしょう。
何せ、一昔前みたいに「とりあえずいっぱい働いて生産すれば良いじゃん」という、単純な時代ではありませんから。
そこで、誰でも比較的お手軽かつお気軽にできるチャレンジが、自分の欲しい物を買ってみる、ということなんですね。
買った物が期待はずれだったとしても、どういうところが期待はずれだったのかとか、自分ではない他のお客さんでこういう立場の人は、こういうところが気に入るんじゃないかなどと、考えるところはいっぱいあります。
あとインターネットから、その業者さんのWebサイトや他の人の意見はどうかとか、調べて調べて調べまくっているうちに、意外な情報が手に入ることがあるかもしれません。
物を買うのも勇気が要りますし、それも立派なチャレンジの一つだと、私は思います。
何をしてきたか、何をするのか。
我々も業者さんもみんな、この言葉を問われる時代に今、なっています。
今回書きたいと思ったのは、ここまでですが。
で、これだけだと、冒頭のリンク先のIMAKARA様の記事のメインテーマに一切触れていませんので、それはさすがにどうかと思いました。
そこで、最後になりましたが、その部分に触れておきます。
IMAKARA様の記事では「PayPay(のようなペイ払い)がガンガン攻勢をかけているけど、従来のクレジットカードはどないやねん」という鋭いツッコミ……いや、ご指摘をされています。
その従来のクレジットカードはどんなことをして、どんな客をターゲットにしているかと言いますと、その一例が私の夫だったりします。
夫はPayPayとクレジットカードを併用していますが、そのクレジットカードの使い方とは、いわゆる「修行」というものでした。
今、夫がやっているのは以下です。
該当部分を画像で引用させて頂きます。
つまり「100万円使うと年会費が永年無料になって、その時にVポイントが1万ポイント貰える」て、話ですね。
こんな感じで、クレジットカードの方は顧客を囲い込もうとしているわけですが。
この場合は100万円使えば得をすることがあるので、話はわからんでもないです。
しかし夫が去年までやっていたのは、他者から見たら「無駄遣い」に該当するのではないかと思われるような「修行」でした。
マリオットのポイントだったり、JALマイルだったり……いや、普通に行きたい時にそれなりのお金払って行けばよろしいやないですかと(ここら辺は値上がりが著しいのでやめて、上記の修行に切り替えました)。
そしたら夫は言うのです。
これは、達成感を買っているのだと。
夫は一応、平社員ではないものの、あんまり出世しているとは言い難い状態です。
降格は恐らくないだろうけど、先も見えているというそんな状態で、ここから頑張ってもなぁー……という感じらしいです。
でも、やめたらその後どうして良いのかわからない、今までがんばった分を捨てるのも嫌だ、だから今の仕事は辞められない。
そしたら、こういうクレカの修行って、がんばったらがんばった分だけ報われるじゃないかー、だからそれを楽しみに仕事がんばろー……てな話で。
それでドはまりして現在に至ります。
ま、元は「とっ散らかった我が家に帰りたくない→だからたまにホテルへ退避しよう」というところから始まっているので、私の家事能力が著しく低いのが原因ではありますけども。
というわけで、クレジットカードの戦略とは『微妙な中年サラリーマンの足下を見てそこに漬け込む』というものでしたー(いや、酷いやんこの言い方も)。