以前私は、以下のような記事を書いていました。
そこで「お金がない(または少ない)から、お金持ちの男性と結婚しよう」と考える婚活女性に対しての話に言及していました。
たまたま以下のような動画を視聴しましたので、このことを例として挙げてみたいと思います。
婚活のお仕事をされている方の動画です。
お悩みは「もう十年も婚活をしているけど、成果が出ない」というものでした。
この動画より、この女性がどういう人なのかをまとめてみました。
確かにこの条件はやばいです。
時間については、動画のプロの方も仰っていましたね。
「何も起きていない10年を過ごしていることに、焦りと恐怖を抱いて欲しい」
これに尽きます。
失った10年はもう、取り返しのつかないものですから。
見た目三十代に見える女性と四十代の女性では、大きな違いがあります。
正直な話、出産というものもありますが、それを考慮しない場合であってもですね。
三十代の女性が持っているこれからの10年という時間、それを四十代の女性は持っていないわけですよ。
既に使ってしまっているからなんですね。
「その10年という時間と引き換えに、貴女は何を得たのですか?」
この質問に対して、この女性は何と答えるのでしょうか?
お仕事をがんばって、年収がものすごく増えたとか、あるいは昇進して管理職になったとか、そういう場合は時間と引き換えにお金やキャリアを得るということができています。
あるいはその間に料理教室に通って、今からでもお店出せるレベルに上達したという女性もいるかもしれません。
あるいは料理に限らず、他のことでも良いでしょう。
……が、この女性の場合は、そういうのもなさそうですよね。
失った10年はもう戻ってきませんから、ならこれからどうするのかという話ですが。
どうしても年収にこだわるのなら「年収以外の条件を全部破棄する」か。
または「他の条件をそのままで、年収の希望を半分以下に引き下げる」か。
このいずれかではないかと思われます。
後者の場合は、稼ぎは少なくともお金の管理(節約と投資)で資産を築く方に切り替えることで対応できます(専業主婦では厳しいですけど)。
いずれにせよ、このままの条件で婚活を続けても時間のムダというものでしょうね。
それにしても、この動画の方は自ら辛口だと仰っていますが。
これ、全然辛口じゃないしむしろ親切だと私は思いますよ?
何故ならば、この相談者が一番困るのは「このまま婚活しても結婚できない」ことだと思うんですよね。
あるいは「このような相手と結婚できないのなら、婚活やめる」というのも一つの選択だと思いますし、その場合は早めに諦めた方が時間とお金の節約になりますので。
……って、書き終わってから気付いたけど、これは以前に書いた「減点方式を人に使っちゃダメ」って話と同じやないかと。