前回から五日ぐらい経ちました。
予定通り、アストラゼネカのワクチン接種に行ってきました。
思っていたよりも副反応が強かったので、何も書けませんでした。
倦怠感と頭痛と……腕はあんまり痛くなかったのですけれども。
頭痛もそんなに酷いものではないけど、何か考えるというのが難しいという状態で。
で、この五日間で変わったことは何かと言いますとですね。
nappa様の『83業 いまだにALISトークンを買っているただ一つの理由』という記事を拝読し、そこでHACHIMAN.Z (ハチマンゼット)様のコメントに便乗コメントを追加させて頂いたことです。
その私のコメントは以下。
「この記事とHACHIMAN.Zさんの「ALISのICOは成功した。(つぶやき)」を拝読して考えたのですが、ALISの資産とは「保有者の皆さん」ではないかと。保有者の皆さんの価値が正しく評価されていない気がします。
個人的に私は「日本が貧しくなったのは、評価する能力が低い(労働者を養成する教育に極端に偏っているため、客側の教育が疎かになっている)」という考えを持っており、このALISの再建に成功したならば、それは日本の国の再建にも応用できる、それぐらい根の深い問題ではないかと思っています」
この「客側の教育」とは「稼いだお金をどう使うか?」という話なんですよね。
お金を使うというと、普通は消費を真っ先に思い出しますが、実はその消費の中には「自分への投資」が含まれています。
従来ではこの「自分への投資」は仕事に関するものに限られていましたが(例えば英語とかプログラミングとか)、今は仕事だけではなくて趣味や嗜好のようなところまで範囲が広くなっています。
例えば、ラーメンの食べ歩きが趣味な人が、食べに行ったラーメン店の批評をブログやユーチューブ等で公開し、広告収入を得るとか。
ネット以前の世の中であれば、仕事に変える方法は「料理するのも上手く経営する能力もある人が、自分のラーメン店を持つ」という場合にほぼほぼ限られていました(グルメライター等になれるコネがあれば別ですが)。
つまりこれは「お金を稼げるのは、供給側の能力を持つ人に限られる」という話だったわけで。
ところが批評するだけなら、お客さん(需要側)の能力だけでもできます。
そんなわけで「傍目ではタダの消費にしか見えないけど、その人にとっては投資」という消費が存在し、その可能性は以前よりも高くなっているという話になります。
しかしこの「自分への投資」とは意外と難しいもので、今回に例に挙げたラーメン店の批評も競合する人はかなり多いと思いますし、たくさんのラーメンを食べなければならないので、はっきり言って体にも悪いでしょう。
そうなったらもうしゃーないから、自分ではなく他人(が集ってやっている会社など)に投資するという方法があって、これが通常の株や債券などの「投資」となります。
ALISでは「記事を書いた本人のみならず、良いという評価をした人にも報酬がもらえる」という仕組みが、かなり画期的でありかつ、日本であまり評価されていないところでもあり、それ故に伸びしろもあると私は考えています。
(実際の話、日本は他の先進国に比べて投資される金額が一般家庭でも少なく、そこから得られるリターンも少なくなり、その分使えるお金も少なくなって、さらにその分「お金を使う相手先の業者さんの得られる利益も少なくなって、その業者さんで働く労働者の皆さんのお給料も少なくなる」という、恐ろしいことが起こっていました。
この話にご興味ある方は、昔、私が夫とのブログで書いた記事もどうぞ。
手前味噌ですんません。
私の書いた記事だけでは説得力に欠けるので、日本銀行のどこかのページで拾った画像も載せておきましょう。
ね、やばくないですか?
後になって「あの時は、きつかったー」って、笑い話になる日が来ると良いんですけどね)