※性的な表現が含まれますので閲覧注意
書こうかどうか迷ったのですが、書きます。
ちなみにこの記事がきっかけでこちらの記事も書きました。
以前に「ENNEAD -エネアド-」というマンガについて、以下の記事を書いておりましたが。
これらの記事を書いてからも、この作品を愛読致しております。
その後に気付いたこととして、以下の記事も書きました。
で、今回は、これ以上にヤバいことに気付きましたので、その話です。
何がわかったのかと言いますと「日本人は、もっと自分を大切にするべきだ(←日本人は、自らを粗末にし過ぎていることに無自覚)」ってことですね。
何故、そう思ったのか?
それは「悪役のオシリスを好きだというファンが(他国に比べて)異常に多いこと」からです。
オシリスというのは、主人公セトの兄です。
上記リンク先の過去記事でも触れましたが、オシリスというのは良い神様なので基本はその扱いのはずですが、この作品では諸悪の根源である非常に悪い役です。
わかりにくいので、日本版公式であるビーボーイWEB様より画像をお借りします。
ここからネタバレになりますが、オシリスは兄でありながら弟のセトを愛するようになり、その思いが高じて「セトを拘束し息子のアヌビスを人質ならぬ神質にして、○イプ」します。
ただし、セトの記憶が欠落しているところがあり、その欠落しているところが(セトとオシリスの)相思相愛時代だったことを匂わせる記載もあります。
で、ここら辺の理由から、オシリスを肯定的に見るファンが日本人には多いらしいのです。
「あんなに一途に思うのだから(応援したい)」
「過去に何か、余程の出来事があったのでは?」
と、まぁ、こんな感じです。
……あり得ない。
どんな理由があろうとも、あんなことしたのを肯定するとか、私には全然理解することができません。
で、この私の考えが「日本以外の他国では多数派」らしいのです。
(ツイッターやガールズちゃんねる、あにまん掲示板で知りました。
掲示板で現在も続いているのはガールズちゃんねるのもののみです)
で、そのー……日本の男色を割と好意的に書いている記事を見つけたのですが……すんません、リンクさせて頂きます(和樂web様の記事です)。
いや、基本的には、そんな良いものではないでしょう。
奈良時代からの僧侶と稚児(剃髪前の少年修行僧)であっても、戦国時代の衆道であっても、受ける側である稚児や小姓に拒否権はありません。
つまり今現在の話だと児童虐待、性的虐待となる場合なんですよこれは。
もちろん密室になってしまうと、どちらが攻めとか受けとかはその当事者しかわからないですし、実際に武田信玄と春日虎綱(高坂昌信・弾正)のような主従逆転の例もありますから、虐待ではない場合も含まれているとは思います。
ただしこの時代は、何せ戦国時代ですから。
生きていくのが非常に困難な時代ですから、強い武将の庇護を受けることができたら本人のみならず、家族や一族にとっても非常にありがたい状況になるわけです。
というわけで、それがどんな手であっても強い武将に仕えてかつその武将を喜ばせることができたら、それは仕事のできる小姓だという評価にもなるわけで。
で、ここら辺でも「仕事のできる人の評価が、やたらに高くなる」日本人の性(さが)に、拍車がかかったのではないかと私は考えております。
今回の話については、仕事は関係ありませんけども。
先ほど述べた衆道のような歴史があったからこそ「自分を大切にする意識が、他国の人々に比べて薄くなってしまっているのではないか?」と。
私はそのように思ったのです。
皆さん、もっと自分自身を大切にしようよまじで!!!
エネアドのオシリスみたいなんが良いと思う女性が、どう見てもカスとしか言いようのないヒモ男に捕まって……
「でも、私のことをこんなに愛してくれているんだもの」
……とか言うてずるずるずるずるお付き合いを続けて、不幸になっていませんか?!
大事なことだから、もう一回。
皆さん、もっと自分自身を大切にしようよまじで!!!