ここALISでは、表では書けないことも積極的に書いていこうと思います。
先日、表の(本木なな名義の)ブログで以下の記事を書きました。
外資連合(マリオット+アメックス)の本当の恐ろしさ……とは何なのか?
その一つが、ここでも書いていた「評価する能力」だと私は考えています。
上記リンク先の記事で最も言いたかったのは以下です。
このアメックスカードの上級会員の特典で「京都特別観光ラウンジ」というものがあります。
その場所がなななんと「高台寺塔頭・圓徳院」なんですね。
詳細はアメックスの『高台寺塔頭 圓徳院 客殿(旧 京都特別観光ラウンジ)』をご覧ください。
高台寺は北政所が建立したすごいお寺ですが、駅からは少々遠く不便なところにあります。
それに対してJCBは京都駅の駅ビル内に「JCB Lounge 京都(専用のページはありませんのでこの記事内をご参照ください)」がありました。
~中略~
アメックスは一部のお客さんに嫌われるのを承知の上で、この高台寺を選択しているわけです。
上記リンク先では書いていませんが、ここで「高台寺にラウンジがあるのを嬉しいと思う人が日本にもたくさんいる」という評価をアメックスがしてくれた、そのことを嬉しく思う日本人の客がいるんですよね。
正直私も、アメックスに対して「高台寺のような歴史ある建物」を評価して頂いたことと、同時に「そのことを高く評価できる教養のある客(が日本にたくさんいるはず)」という評価をして頂いたことを、本当にありがたく感じました。
そして上記のリンク先の記事では割愛しましたが、マリオットは以下のようなホテルも建設する予定です。
マリオット単独ではなく積水ハウスと組むわけですが、道の駅併設の(言っちゃー悪いけど「何でこんなところに?」という)辺鄙な場所ですね。
それ故に豊かな自然やその土地独特のサービスや食べ物飲み物、その他特産品などがあるわけですけれども。
日本人自ら評価できず、使うことができなかった歴史や文化、自然など々。
これらに目を付けた外資連合が、そこから攻めて来るというわけですが。
恐らく、何年かすると以下のような人が出てくると私は思っています。
「外資に日本の宝が買い叩かれた! 不愉快だ!」
いや、良かったやないですか、買ってもらえるものがあって。
そもそも、外資を悪く言う前に「自国の価値を評価できない自国民」が、一番悪いのではないですかと。
(この時も、日本は「評価する能力」が低いために負けてしまいましたが。
我々は何度、同じ過ちを繰り返せば気が済むのでしょうか?)
……と、ここまでかなり日本を貶してしまいましたけれども。
実は日本の老舗ホテルで、良いサービスをして頂いた経験もあります。
ある記念日にかなりアップグレード(部屋のグレードを上げる)して頂きまして、夫と共に大喜びしました。
なので、そのホテルが運営しているクラブ会員になろうとしたんですね。
良かったらマリオットの方やめてそっちにするかー、なんてことを言いながら。
そしたらですね……ちょっと残念なことがありました。
このことを表で書くかこちらで書くか、迷っています。
サービスが良かっただけに、本当に本当に残念でした。
この話はまた後日。