過去の思い出に浸ることは後ろ向きであり、良くないことだと思っていませんか?
そう言えばひろゆき氏も「過去よりも未来を見ないと……」というようなことを仰っていたような気がします。
ところが「そんなことはない!」と力いっぱいに、まず申し上げておきます。
最も大きな理由は「認知症の改善や予防に効果がある」というものです。
それが「回想法」と呼ばれている心理療法です。
というわけで、過去の思い出に浸ることは、基本的には脳を刺激する良いことです。
ただし思い出したくないものは思い出す必要もありませんし、当然ながら現在や未来のことも大事ですから、ほどほどにしておかなければなりませんが。
あと、個人的におすすめな理由がもう一つあります。
それは以下の記事の応用です。
思い出に浸った時に、その時に思うことがありますよね。
つまり「この時は楽しかったなぁー」とか「嬉しかったなぁー」とか、だけじゃないですよね。
「でも、こうすればもっと良かったかな?」
「これは、やらない方が良かったかな?」
あるいは、自分の行動や行為だけではないこともあります。
「天気が良かったら、もっと良かったなぁー」
「あの時にあんな余計なことを言われたなぁー、ま、ええけど」
というわけで結論は、こういういろいろなことの中から以下のことを探してみてください。
◎汎用的で次回以降にも使えそうな情報
さらに言えば、これは良い思い出だけでなく悪いことにも応用できます。
後悔するのは良くない、みたいなこと言うじゃないですか。
あれ、そんなことないと私は思います。
悪いのは「後悔するだけで終わった場合」のみです。
「こうすると回避できる」とか、あるいは「こうすれば損害を少なくできる」とか、そういうことがわかったら「後悔して良かった」になるじゃないですか。
今は「情報」を「得る」より「使う」に力点がある時代です。
過去の思い出もまた「情報」です。
これを使わない手はない、と私は思います。
(とはいえ、思い出すのが辛いものは、無理して思い出す必要はないです。
人生の目的は「幸せに生きること」ですから。
今回書いたことは一つの手段であり、目的じゃないです。
手段の目的化を起こしたらダメですよぉおおお!!!)