電子書籍『高級品で、これからの生き方を学ぶ』の「第一章、日本人は情報分析が苦手なのは何故?」です。
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よろしくお願い致します。
先ほど「まえがき」で、私は「人についての情報を得て分析できる能力を身に着けると、危険な人物を察知し我が身を遠ざけて、そのような人物からもたらされる損失を回避することができる」と書きました。
それはそれで良いことですが、それと高級品を売ることと何の関係があるのでしょうか?
この共通点は「人」です。
その「人」の情報で、その「人」自身を知るということです。
高級品を売るためにはその商品を知るのは当然ですが、生活に必要なものではないため、そのお客さんが顧客対象かどうかという「人」のことも知らなければならないのです。
また、その商品についても機能や特長のみならず、その商品を生み出した「人」のことも知っていなければなりません(この一例が前著のココ・シャネルの話です)。