このアコースティックヘルスでは、「医者に頼らず、メディアに惑わされず」をモットーに人間本来が備えている「病気にならない力」について考えていきます。私も一生懸命勉強していますが間違える事も多くあります。その時はご指導、アドバイスまたは反論(反証)を頂けたら幸いです。皆さんの意見を伺いながら共に成長出来たら嬉しいです。
今回はメディアに関して考えていきたいと思います。
皆さん、「ダイオキシン」って覚えていますか?もし、学校へ通っているお子さんがいたら聞いてみてください。今の大学生以下は知らない人が多いです。あれだけ騒いだダイオキシンを知らないとは何事か!と思いたくなりますが、授業で習わないし、メディアも取り上げないから知らないのは当然ですよね。今年放送された平成を振り返る特番でも、ダイオキシン問題も取り上げられませんでした。「も」とあえて言いましたが、政治に都合が悪い、スポンサーに都合が悪い平成の話題は一切放送されませんでした。なぜ、ダイオキシンがあれだけ騒がれたのにも関わらず習わない、報じないのか。それは、根拠のないでたらめから招いた騒動だったからです。「ダイオキシンを吸ってしまった。」と言う理由で病院に行かれた方も大勢います。今でも、ダイオキシンは体に悪いと強く思っている大人が大勢います。これは、政府やメディアがダイオキシンなんて無かったかの如く濁してしまったせいです。ウロ覚えですがある東大の教授の「焼鳥屋のおやじはダイオキシンでなぜ死なないのか」と言う内容に他の学者が反証できず沈静化したと記憶しています。これが、メディアと政治です。
最もひどかったのは東北大震災の時です。福島第一原発の被害により、放射能が漏れ出て、枝野官房長官が「直ちに影響はない」と発言したあの前後のニュースです。当時の基準が確か20mSvのところ、「8000mSv迄大丈夫」とウソの報道をしたり、避難区域に関しても初めは半径3kmの区域に避難指示しましたがこの時「万が一に備えての避難です」と説明しました。しばらくすると、今度は10kmに避難指示を出しました。その時も「万が一に備えての指示です」と説明しました。次に半径20kmの区域対して避難指示が出されました。その時も「万が一に備えての指示です」と説明しました。本来であれば福島県全域が避難対象であった事は科学者は全員知っていたと思います。混乱を避けるためか知りませんが、一番大切な情報は隠すこれが、行政やメディアです。