このアコースティックヘルスでは、「医者に頼らず、メディアに惑わされず」をモットーに人間本来が備えている「病気にならない力」について考えていきます。私も一生懸命勉強していますが間違える事も多くあります。その時はご指導、アドバイスまたは反論(反証)を頂けたら幸いです。皆さんの意見を伺いながら共に成長出来たら嬉しいです。
さて、今回からは「アコースティックヘルス:医療」という事で、医療と健康について考えていきたいと思います。
皆さん、医者の言う通りにしていれば健康で長生きができると思いますか。最近「予防医療」の言葉を耳にします。言葉を崩すと「予防=未然に防ぐ」「医療=医術により治療」となます。なんか、よくわからない言葉になります。まだ、医療でなく「セラピー」と言う言葉の方がしっくりきます。
そもそも、医療は、体の不具合や故障した箇所や感染症を治す事を目的としています。このことに関して予防と言う言葉は適しません。従って、医者は体の故障した箇所を治す人です。そもそも、予防は医者の専門領域ではありません。徐々に書きたいと思いますが、コレステロール値の誤解、高血圧の誤解、塩分の誤解、タバコによる健康被害の矛盾これはメディアや医療、製薬会社による利益主義の目線からだと私は思っています。
話が少し変わりますが、医者が体の中を見るときCTを撮りますよね。体の中を見るために、非常に体に悪い物質を体に当てます。・・・そうです、放射性物質です。年間被ばく量1mSv(ミリシーベルト)の基準があります。CTを撮った際、一回どの位、被ばくすると思いますか。5~30mSvです。一回で年間被ばく量の5倍~30倍になります。
参考資料:環境省「放射線による健康影響等に関する統一的な基礎資料(平成26年度版)PDF
医者の中にも、部分的だから問題ないと言う者もいますが、根拠はありません。もし根拠があるのであれば是非、教えて頂きたいです。
それから、うろ覚えなのですが2018年の健康診断で基準が厳しく、どこかの市の職員98%が要観察以上になってしまった話を覚えていますか。本当に98%が病気であれば、その市が大問題ですよね。メディアでも軽く取り上げていましたが、現在これに関連する情報は全て削除されています。この件でわかる通り、基準を厳しくすれば健康な人でも病人になります。
基準の一例として血圧をあげたいと思います。日本はなぜか外人と同じ国際基準(130/90という)を採用しています。昔の日本は年齢プラス90を採用していました。血圧は年齢に応じて高くなるので、とても参考になる基準だと思います。ところがある時「血圧は年齢によらない」と考える様になり、基準を変える事になります。1990年までは収縮期160が基準になりました。これにより40歳以上の人が7000万人いたのに対し1800万人が高血圧症と診断を受けます。次に2000年に基準が収縮期140となり4300万人が高血圧症になります。2004年には収縮期130となり、6300万人が高血圧症になります。40歳以上の93%に当たります。こうなると、病院で血圧を測れば必ずと言って良い程、降圧剤を処方されます。
これでお分かりの通り、基準を狭めれば健康な人でも病人になるのです。それで、儲かるのは製薬会社と病院です。ちなみにコレステロールも同じ仕組みです。
2000年から急上昇。2004年の収縮期130に下げた3年後には売上1兆円を突破しています。ほとんどが健康な人を病気にする「数値が高い高い詐欺」により得た売上です。
他人の儲けのために自分が病人扱いされます。それだけではなく、薬の副作用によりだんだん体が蝕まれていくのです。医原病の始まりです。でも強く言いたい事は全て医者が悪いわけではありません。医者の中でも、良い医者はいます。しかし、良い医者でも基準のせいでやむおえず、薬を処方してしまうのです。基準のせいで万が一があった時に訴訟の原因となるからです。本当は薬を処方したくないのに処方してしまう医者も居る事を忘れないでください。薬は一方には良いですが、一方には悪いのです。
ここからは私の個人的な話をします。私は、総合風邪薬は飲みません。免疫力の低下や認知症の原因になると言われています。解熱剤を飲みません。脳は42℃を超える熱で無い限り損傷しません。降圧剤を飲みません。感染症の原因や血流低下による物忘れの原因にもなります。下剤を飲みません。大腸の機能が停止し腐ります。胃薬を飲みません。食中毒の原因になります。基本薬は飲みませんが一つだけ、飲む薬があります。お酒です。万病の素のストレスを改善してくれます(笑)。
まぁ、できる限り薬を飲まず、生死にかかわる時だけ飲む。これが薬との正しい付き合い方だと私は思います。
次回は、コレステロール、塩分、たばこに関して考えたいと思います。