
みなさま、あけましておめでとうございます!
本年もどうぞよろしくお願いします。
さて新年ですので、ベタに初詣の記事を。
お正月らしく華やかにいきたいと思います。
今年、初詣に訪れたのは京都洛西・梅宮大社(うめみやたいしゃ)。
ここは、その名通り梅で有名です。
そして、早くもお正月に梅が咲いていたんですよ。
これはおめでたいですね!
それに参拝者は比較的少ないので、新型コロナ感染の観点からも良いのです。
では、早速行ってみましょう。
梅宮大社は京都盆地の西の端にあります。

交通手段としては、阪急電車嵐山線の松尾大社駅下車、徒歩10分弱です。
駅名にあるように、松尾大社と近いです。
他に、四条通を通るバスでもアクセスできます。

やってきました梅宮大社。
青空に「梅宮」の鳥居が映えます。鳥居の奥には随身門(楼門)。
お正月らしく、穏やかな良い天気。

露店も出ていて明るい雰囲気。
でも、お客さんはあまりいません。
新型コロナ感染対策で外出を自粛されているようで、参拝者は少なめです。
鳥居と楼門をくぐって、境内に入ります。

拝殿には名物の大絵馬。可愛い牛さん。
これは、梅宮大社とゆかりのある福井県東郷・地蔵院の奉賛会から奉納されたものとのこと。
さて、写真の右に写っているように、この奥に本殿があるので参拝します。

梅宮大社本殿と拝所。
ここで初詣です。
参拝の人はそれほど多くなく、みなさんソーシャルディスタンスを保って並んでいます。それによく見ると、ガラガラと鳴らす鈴緒は新型コロナ感染対策で撤去されていました。
例年にない光景です。

お参りを済ませたので、神苑(神社の庭園)に行きましょう。梅宮大社には立派な神苑があるのです。
この東門をくぐって神苑へ。
あれっ? いつもは神苑に入るのに拝観料が要るのですが、このお正月の時期は無料です。
というか、拝観順路が神苑を通過して出口に向かうように一方通行になっていたので、強制的に通らされます。太っ腹!

梅宮大社神苑、咲耶池。
真ん中のかやぶき屋根の建物が茶室の池中亭。
冬で緑が少ないですが、それでも落ち着く和やかな光景です。
この神苑を巡っていると…。

おお、蝋梅(ロウバイ)が満開に咲いていますね!
冬の寒い時期に満開になる蝋梅。
このあとに春がやってくるよ、と告げてくれる花のように思っています。

千両と南天。
冬の色が少ない時期に鮮やかな朱色の実をつける千両や南天は、お正月を代表する植物。
縁起が良いです。

そして神苑を散策していると、ちょっとだけ早咲きの紅梅が!
拡大して撮ってみましょう。

寒い中、早咲きの紅梅が一輪。
凛々しく咲いていて、元気をもらえます。

白梅も咲いていました。
これは「冬至梅」と呼ばれる早咲きの梅で、その名の通りお正月前から咲き始めるので正月用の梅として使われます。
紅白の梅を見ていると、正月らしくてめでたい気分になりますねー。

さらには水仙が満開。
神苑では冬でも寂しくならないように、冬に咲く花を何種類も植えておられるのですね。

こちらは寒椿。
鮮やかなピンク色をみていると、もう春のように錯覚してきます。

こちらも椿がたくさん。
唐子咲きのちょっと珍しい種類かと思います。

落ち椿も唐子咲きだと豪華ですね。
これらの花を見ていると年が明けたばかりとは思えず、頭の中が春と勘違いし始めました。
お正月の明るい気持ちになれて、満足の初詣です。
さて、帰りましょう。

松尾大社駅への帰り道。
桂川の向こうに愛宕山が、冬の澄んだ空気ではっきりと見えます。
まだ愛宕山はほとんど雪化粧していないですが、これから雪が降って山が白くなると、それが京都の冬のピークです。
今年は冬のピークとともに新型コロナウイルス感染者数もピークにならないように、そして早くピークを乗り越えて春が来るようにと心から願いながら、電車に乗り込みました。
今年がみなさんにとって良い年でありますように。
梅宮大社の梅咲く春
梅宮大社の夏祭り

Camera: LUMIX G8
Lenses: LEICA 15mm F1.7, LUMIX 25mm F1.7, 42.5mm F1.7, 45-150mm F4-5.6


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