[ 銀椀裏盛雪 ] (碧眼録)
ぎんわんにゆきをもる
銀のお椀に 雪を盛ると
どちらも白い為 お椀と雪の区別が
つかない という事から
元々 全く異なった事柄を 同一のものと捉える人間の危うさに対する警告と捉えています。
世の中に氾濫する情報も 個々によって受け取り方に違いがあり
本質を把握していなければ 間違いに気づかない事があります。
お椀はお椀。雪は雪。
混沌とした今の世の中の状況を 正しく判断する「智慧」が必要です。