《寒雲抱幽石 霜月照清池(虚堂録)
かんうんゆうせきをいだき
そうげつせいちをてらす
凍てついた雲が 苔むした岩を取り巻き 霜夜の月が 澄んだ池を照らしている。
(月を真理に置き換えると、この禅語の意味が解かる気がいたします。)
禅の悟りを得た人の境地を表わすと言われるこの禅語は 静寂そのものです。
到底辿り着けない境地ではありますが
書いて見たくなりました。
凛とした美しさに 心ひかれる禅語です。