※オリジナルソース:Gifted HP(https://gifted-corp.com)
みなさん、お金足りてますか?
足りてないですよね。ボクもいつも「ない、ない」言っています。
しかし、「ない」と思っている限り、仮に宝くじに当たっても、あなたはこの先も「足りている」と思うことは、ないかもしれません。
と、いうのが今回の話です。
実はコレ、お金に限った話ではありません。
今回は、Giftedの大きな4つのテーマの1つにもなっている、「ある/ない、どちらにフォーカスするか」という話を紹介したいと思います。
「お金が足りない」と思っている人も、1円もない、わけではないではないですよね。
結局、お金がある状態とない状態というのは、上の図のようなものだと思います。
「ある」と「ない」の境目が左右に動くだけで、「ある」状態はなくならないし、「ない」状態もなくなりません。
え、「全財産が0円」だとしたら…?
それでも、あなたには、マネタイズ出来る「強み(ギフト)」や、お金を貸してくれる「信用」がありませんか?
一方で、足りない状態もなくなりません。
お金があればあるほど、その額では買えない「何か」に惹かれ続けるでしょう。
何かを所持するだけなら、ある程度の金額で打ち止めになるかもしれませんが、事業や会社といった話になれば、欲しいものの金額は、一気に跳ね上がります。
改めてみなさんに聞きたいのは、「ある」ことを忘れていないでしょうか?
よく、時間についても同様のことが言われますよね。
「時間がないない」言っている人は、いくら時間があっても足りないって。
「感謝と感動を!」なんて言うと、どこか宗教じみて聞こえるかもしれません。
言い換えると、「ない」ことに注目しすぎていると、「ある」ことへの感覚が麻痺していきます。
そうすると、どうなるのでしょう?
せっかく「ある」ものも、「自分が本当に欲しいのはこんなものではない」とか、「自分は我慢してこれを使っている」という気持ちばかりが出てきます。
こうなると、「ちょっとした事に感動する」ことはなくなり、段々心が動かなくなりますよね。
心が動かなくなると、思考停止もしくは、ネガティブなことばかり思うようになります。
何かを見ても、「どうせ、◯◯だからと…。」と、否定的な要素が先に来てしまうのです。
あるいは、人にケチをつけてみたり、噛み付いてみたり。
本来、自分がやりたいことに夢中になっている人は、人の間違いを正すことに全力を尽くしたりしません。
なぜならば、それは正しいことをやっているようですが、それは人格の否定でしかないからです。
多くの人が、足の引っ張り合いや、間「違えたら即ゲームオーバー」という「誤謬主義」の幻想に怯えています。
それは、極度に否定にフォーカスしている状態か、否定への恐怖が膨れ上がったイメージの怪物とでもいったところでしょうか。
今、「ある」ものが、「自分の理想以上のものか、それ以下のものか」なんて、本来は関係ないのではないでしょうか。
「食べられたこと」や「買えたこと」、「出来たこと」にフォーカスして、感謝しながら心を動かしてみませんか?
心も体と一緒で動かさないと錆びついてしまうのです。
もちろん、「ない」側を完全に無視することも出来ませんが、ポジティブなイメージを膨らませていれば、自然といい流れに入れます。
まさに、楽しいから笑うのではなく、笑っているから良いことが起こるということですね。
何気なくやっていることや、見ていることの一つ一つに、「感動ポイント」はいっぱい眠っていると思いますよ!
ベタですが、マインドを変えれば、道端のお花や通勤電車、人・物…、少しだけ見え方が違ってきませんか?
お金の話だけだと、分かりにくいと思うので、恥ずかしながら、少しボク自身の話をしたいと思います。
ボクは、4回転職しました。
中には、新卒入社の会社を含め、1年未満で退職した会社もあります。
独立した今考えると、相当コスパが悪い迷惑社員ですね。
年齢が上がるにつれ、あるいは、家族が出来た後に転職を決意するたびに、ネガティブな言葉をかけられる頻度が上がってきたように思います。
しかし、必ず「理解してくれる、評価してくれるところがあるはず」と、根拠は何もないのですが、転職することが出来ました。
正直、家内には迷惑かけっぱなしで、頭が上がらないですが…。
宝くじが当たった人は、ろくな末路を迎えない。
本当にそうなのでしょうか?当選した方の、何人中何人がそうなのでしょうか?
もっと言えば、確率もあまり意味がないかもしれません。
「成功者が一握り」なのは、「自分はその優秀な数%には入れない、どうせ自分なんて…」という思いが、結果として、成功者を一握りにさせているだけではないでしょうか?
ネガティブなイメージを作っているのは、つまり、「自分自身を低く見ている」のは、他でもない自分です。
ボクが思う、尊敬する人、「応援したい人」はこんな人です。
・「ある」ことに感謝をして
・セルフイメージを高く持ち
・既に出来ている人に、聞いてきた人
とは言え、もちろん、ボクも弱気になるときもありますし、お金がなくて青ざめるときもあります。
そんなときは、「そういときもあるよね」と一旦受け止めつつ、次のように考えるようにしています。
・人のことを悪く言ったり、ネガティブなことに労力を費やそうとしていないか?
・心のオアシスはいっぱいか、看板はイージーモードになっているか?
「心のオアシスとか、看板とか何の話?」という方はこちらも読んでみてくださいね。