今回の更新は天然痘ワクチンの開発者にして、人類初のワクチンを生み出した人物エドワード・ジェンナーについて記事です。
以前書き出したものをリライトしてまとめました。
ジェンナーについての前編、後編とワクチンについて少し触れた記事についてです。
人類初のワクチン開発~エドワード・ジェンナー(前編)~
かつて世界的に流行した天然痘。
18世紀イギリスでは人口の3~5割が天然痘にかかり、死者も後を絶たない凶悪なウィルスです。
エドワード・ジェンナーはそんな驚異のウイルスに立ち向かうべく、人生をかけることになります。
人類初のワクチン開発(後編)~エドワード・ジェンナー~
医師であるジョン・ハンターの下で学んでいたジェンナー。
ある時、天然痘の症状を訴える牛飼いの娘が訪ねてきました。
娘はそんなこと気にせずこう言い放ちます。
「牛痘にかかった人は天然痘にならないのよ。」
この言葉によってジェンナーはワクチンの研究を始めます。
皆が打つと弱者を守れる~ワクチンと集団免疫~
ジェンナーが残した“ワクチン”という概念は、後世に多大な影響を与えました。
この記事ではワクチンの概要と豆知識についてまとめています。
以上ワクチンの生みの親エドワード・ジェンナーについての記事でした。
もし彼がいなかったら天然痘は未だ人類を苦しめるウイルスだったかもしれませんね。
現在ではジェンナー型の弱毒化ワクチンをはじめ、感染、発症能力を失わせた不活性ワクチンやウィルスそのものを体に入れない組み換えタンパク質ワクチンなどが生まれてきました。
コロナが世界的に流行したことで、次世代型ワクチンである、ウィルスベクターワクチンやDNAワクチン、RNAワクチンなどが同時並行的に開発されているのも、人類の科学の発展として興味深い分野だと感じます。