今回紹介する映画は、2010年に公開されたホラー・コメディ「タッカーとデイル ~史上最悪にツイてないヤツら~」です。
別荘を手に入れた二人の気の良い男が、“運が悪い”ことに殺人鬼に間違われる話です。
サブタイトル通り、最高に運が悪い男たちに対する勘違いハプニングが繰り広げられます。
それではまずはあらすじから……!
友人を集めてキャンプに向かう名門大学の学生一向は、その道中で沢山の工具を積んだ不気味な車と奇妙な二人組に出会う。
目的地に行く前のショッピングストアでも、彼らと出会ってしまう学生たち。
獣のような鋭い目つきで睨まれ、益々恐怖が増していく。
そう、不気味な風体のかれらこそ、本作の主人公タッカーとデイルなのだ。
すでに勘違いが始まっている彼らは、その後も数々の“勘違い”によって事件を巻き起こす。
という見出しと血まみれの彼らの服から推測できるかもしれませんが。
人が死ぬコメディ映画です。
なのに何故かクスッと笑える不思議ホラーな映画です。
「人は見た目でなく行動や中身で判断しなければいけない」という教訓を学べると同時に、やはり見た目や振る舞いも大切ということが身に沁みます。