こんにちは。ちびっこたちのおねしょ布団の洗濯が日課です。きなこです。
デイビッド・ハミルトン作の、『親切は脳に効く』を読みました。
要約すると、
親切するのは他人のためになるのはもちろん、
自分も気分良くなるし、健康になるよ!老化も防ぐよ!
しかも良いことは色々な人に波及していくよ!
さぁみんなも親切をしよう!
ということでした(^-^)
後から入る人のためにドアを押さえていたり、店員さんににっこり挨拶したり。
誰かのためにコーヒーを淹れたり。
自分が親切にされるのはもちろん嬉しいですが、
人にあげるプレゼントを選んだり、他人に何かをしようと思うときにもわくわく、心が温かい気持ちになるのは確かに不思議。
✨親切は、良いこと✨
感覚的に分かってはいるものの、そこまで突き詰めて考えたことはありませんでした。
偽薬研究の専門の作者が、科学的に親切をすると体にどういう変化が起こるのかを教えてくれていました。
他人に親切をする、他人から親切にされるなど、心が温かくなる経験をするとき、幸せを感じるときに出るホルモン
「オキシトシン」
母乳の出をよくしたりもするホルモンですね。
これが、とっても良い働きをしてくれるそうです。
具体的には、
心臓病の予防
体を酸化させるフリーラジカルの抑制=老化の抑制
筋肉の再生を助ける
迷走神経(脳の神経)の活性化
テロメア※の磨耗を防ぐ=老化の抑制
炎症の回復を助ける
分泌型免疫グロブリンAの増加=免疫の活性化
(※DNA を紡ぐ紐を留めるための栓のようなもの)
親切すごい!オキシトシンすごい!
しかもこのオキシトシン、良いことをする、された、時だけではなく、良いことをしたりされたりした経験を思い浮かべるだけでも出るそうです!
夜寝る前にその日の良いことを思い出したり、瞑想やお祈りなんかも、本当に体に影響が出るのですね。
オキシトシンを作る遺伝子は太古の昔から作られているそうです。
種の繁栄、保存のため、人間は、より親切な人をパートナーに選んできたと。
まあ、条件が同じなら、結婚するのは厳しい人より優しい人が選ばれそうなのはわかりますが。
その結果、今、生きているのがあなただと。
親切をされたりしたりして気持ちがいいのは、こういう仕組みだったのかと、はっとしました。
今生きている人は、長い年月をかけて選択されてきた、親切が心地よいと思う遺伝子を持つ人なんですね。
また、親切には大きな親切も小さな親切もない、そうです。
小さな親切でも、された方はとても嬉しい気持ちになります。
そして、自分も他の人に親切な行動をしたくなる傾向があるそうです。
子供は特にそう、良いと思ったことをすぐに人にやってあげたくなります。
一歳のまだ喋れない子でも、人に「どうぞ」とおもちゃを渡してくれたり、泣いてる0歳さんを大きい子の真似をして「よしよし」したりします。
親切を拡げられるよう行動できる、素敵な大人になりたいですね。
おねしょ布団の洗濯も、あと数年と思って頑張ろうかな…
できることから、行動したいなと思いました。
そして、夫婦関係の持続にもいいみたいですね。
夫婦の会話で、質問にちゃんと『建設的』で『肯定的』に答えている夫婦は、離婚率が低いとか…
旦那の質問にも、しっかり答えないとなと思いました…:)
この記事を読んでいただけるのも感謝です!
お読みいただきありがとうございました:)
■親切は脳に効く
作者: デイビッド・ハミルトン,堀内久美子
出版社/メーカー: サンマーク出版