前回の投稿から既に2ヶ月近くが経とうとしているなんて。。。
自分の環境に変化があったとは言え、この間全く本を読んでいなかったということですね。今年は何となく年間100冊を目指しているので、少しペースアップを!
この本を知ったきっかけは、Instagramです。
定期的に面白い本がないかなと思って本好きの投稿を見ているのですが、
意外と書籍の方を購入されているのですね。
図書館と電子書籍利用の私としては衝撃でした。
Apple創始者のスティブ・ジョブズが自分の子供にはデジタル・デバイスを持たせないというのは結構有名なのかなと思っていたので、その意図が何かは朧げながらわかっていました。
だからと言って、現代社会でスマホやデジタル・デバイスを使わないなんてことが無理だということも十分わかっています。
だた、面白いと思ったのは人間の本能的な習性に紐付けて書かれている点です。
スマホ(デジタル・デバイス含む以下略)を通じて広がった可能性がある一方で、
逆に人間の能力を低下させたり、精神的に追い詰めたりすることになっているのは
様々な調査結果から明らかです。
それでも更にスマホの重要性高まるということは、技術的なこと以外でものすごく
人間の生態に合致した何かがあるからだと思うのです。例えば、何かをしつつスマホも見るというマルチタスクな行動が脳内に快感物質ドーパミンを放出させるそうなのです。つまり脳がマルチタスクを勧めているのです。
マルチタスクでは集中力は途切れますが脳は敢えてそれを称賛している、なぜか?
そこを本紙では、丁寧にしっかりと説明してくれていたので納得度も高く、興味そそられながら読み進められました。
もし私がこの本の続編を提案するとしたら、クリエイティブ脳の鍛え方というのはどうでしょうか。
何かを生み出すためには一定の集中力が必要になると思うのです。
しかも何かを作る喜びは大きい!喜びや楽しみなら生態的にも無理なく取り入れられそうじゃないですか。
寧ろ、今の私が一番読みたい本かもしれません。
久しぶりの読書でしたが、それがこの本でよかったです。
新書なのでさっと読めて、知的好奇心をくすぐられる本というの素敵ですね。
やっと時間のペースが掴めるようになってきたので、これからはサクサク読んで
どんどん読書ログにUPしていきたいと思います。あくまで希望ですが。。。