
4月18日(月)
ご覧いただきありがとうございます(^O^)
高校数学教師(宮城県)を退職し、全国のデモクラティックスクール、北欧デンマークの教育を学んだ後、仙台から教育革命をしている伊藤真結です。
個別の授業対応なども行っている公式ホームページはこちら≪ Mayu Academia ≫
2020年4月からAKIU SCHOLĒ(アキウスコレー)という
新しい学校🏫を仙台市秋保町に創っています。全日制の学校に行っていても、通信制高校に行っていても、不登校でも。
全ての中高生が、自分の選択で自分の人生を切り拓く力を育みます。
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【社会起業家育成プログラムTOHOKU SOCIAL INNOVATION Acceleratorプログラム2019】
「共感賞受賞」最終プレゼン動画:https://www.youtube.com/watch?v=ieW27hLim5c
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今日から月曜日。
4月も、ちょうど残り2週間です。
今朝は、
宮城野原の陸上競技場でリレーの4走を走るという夢を見ました。
めちゃくちゃ走れてなくて、へこんで目覚めました。。。
そんな今日、公認心理師試験日まで、
残りちょうど3カ月です。震
試験は7月ですが、
6月、7月と学校での授業も増えて時間が無さそうなので、
隙があれば公認心理師の為のインプットをしている日々です。
ということで、学びの共有です。^^
▽
これはけっこう有名なので、
聞いたことがある人も居るかもしれませんが、
「傍観者効果」
というものがあります。
傍観者効果とは、集団心理の1つで、援助が必要な緊急事態に直面した際、周りに多くの人がいることによって、率先して援助行動を起こさなくなる心理効果のことをいいます。
その場にいるのが自分だけの場合は、行動する確率が高くなりますが、周りに多くの人がいる場合は援助行動が抑制されると考えられており、この効果は米国の社会心理学者ビブ・ラタネによって提唱されました。
例えば、電車の中で、お年寄りや妊婦さんがいた時に、
車内に人が多ければ多いほど、
「傍観者効果」は働きます。

傍観者効果が働くのには、3つ理由があるとされていて、
●一つ目が、「多元的無知」(集団的無知とも言う)の心理です。
「席を譲った方が良いかな」と一度は思うものの、
周囲の人たちは動こうとしない、
「席を譲ろうと思っているのは、自分だけなのかな?」
あるいは、「むしろ譲らない方が良いのかな?」等、
自分で行動を起こす前に、周囲の人間の行動を観察して参考にしようとする心理のことです。
その結果、自分の思っていることと周囲の行動を比較して、
「自分の考えは間違っている」「事態に緊急性はない」と判断を下し、行動が抑制されてしまいます。
●二つ目が、「責任分散」の心理です。
漢字からなんとなく想像できそうですが、自分がしなくても誰かが行動するだろう、
他者と同じ行動をすることで責任や非難が分散されるだろうと判断してしまうことです。
「席を譲ろう」と思っても、他にも大勢の人が居るのだから、「誰かが譲るだろう」と考える心理です。
また、たとえ誰も譲らなかったとしても、
「みんな譲らなかった」その大勢のうちの1人だと、責任が分散されることで行動が抑制されます。
もし、自分一人しか行動する人間がいなかったら、
自分にすべて責任がのしかかる為、行動が促進されます。
●三つ目が、「評価懸念」です。
他者からの評価を気にするあまり、人間は行動を止めてしまうことがあります。
「恥をかいたり、失敗したりするくらいならば、はじめからやらない方が良い」と考えてしまうことで、
結局何もせずに見ているだけになってしまうというものです。
例えば、友達同士で居る時に「席を譲ったらどんな風に思われるだろう」という、
「自己評価を守るため」に行動が抑制されるのが「評価懸念」です。
日常には、傍観者効果があらゆるところにあると思うし、
3つの理由は、人間の心理なので、
「分かるなあ」と感じる人が多いと思います。
でも、だから生物的に仕方ないよね、で済まされないのが
「傍観者効果」で、
こういった人間の心理によって、悲惨な事件も起こっています。
▽
ということで、続きはまた明日・・・
公認心理師の試験対策に震えつつ、
円安にも震えてる今日この頃です。
平成、令和、日本の現状を生徒たちにしっかり伝えるべく、
経済のことも日々勉強です。。
今日も、読んで下さって、ありがとうございました。(*^^*)
≪参考≫
https://woman.mynavi.jp/article/210521-31/










