
6月28日(月)
ご覧いただきありがとうございます(^O^)
高校数学教師(宮城県)を退職し、全国のデモクラティックスクール、北欧デンマークの教育を学んだ後、仙台から教育革命をしている伊藤真結です。
個別の授業対応なども行っている公式ホームページはこちら≪ Mayu Academia ≫
2020年4月からAKIU SCHOLĒ(アキウスコレー)という
新しい学校🏫を仙台市秋保町に創っています。全日制の学校に行っていても、通信制高校に行っていても、不登校でも。
全ての中高生が、自分の選択で自分の人生を切り拓く力を育みます。
伊藤真結の応援はこちらから≪🎪 MAYU’s SCHOLĒ 🎪≫詳細はページ下へ。
【社会起業家育成プログラムTOHOKU SOCIAL INNOVATION Acceleratorプログラム2019】
「共感賞受賞」最終プレゼン動画:https://www.youtube.com/watch?v=ieW27hLim5c
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今日からまた月曜日。
梅雨の合間の、すっきりした晴れの仙台でした。
こんなに晴れているのに、
私は恐ろしい眠気に襲われています。
ホルモンバランス恐るべきです。
そんな、頭の働かない今日ですが、
この間の開校日の時に、
来てくれた生徒たちとの会話のことを、書こうと思います。
▽
この間の開校日、
一度、4月に体験に来てくれたものの、
授業に参加してみて、
「ものすごく疲れ果てて」しまって、
それ以降、来てくれていなかった生徒さんが居ました。
とはいえ、
その弟君二人が、
AKIU SCHOLĒをすごく気に入ってくれて
(これはAKIU CANADAの力もあやかっています(´;ω;`))
お母さんも含めて、
継続的に顔を出して下さっていました。
ただ、
AKIU SCHOLĒの生徒たちも、
いつまた、あの子は来てくれるのか?
と心待ちにしていて、
「自分の選択で」来てくれるのを、
毎回毎回、待っていました。
そうしたら、
なんと今回、
前日までは弟君の参加のみだったのですが、
なんと、その生徒さんが、
来てくれたのです・・・!!!!
年齢よりも、ぐっと大人っぽいその子は、
AKIU SCHOLĒの授業の対話でも、
私よりも物知りな感じです。(笑)
実際、
開校日を終えて、
お母さんに、
「今日の授業の内容はほとんど知っていたんだ」
と言っていたそうです。(笑)
私もまだまだ勉強あるのみです・・・。(;´▽`A``
AKIU SCHOLĒの生徒たちの、
歓迎力は私から見ていてもすごく自然で、
目の前の大自然がそれを後押ししてくれるのか、
フリータイムで川に入ったらもう、打ち解けて帰ってくる、
そんな感じです。(笑)
土曜日の開校日も、
すごく良いお天気だったので、
男の子たちはみんな揃って、
洋服をびしょびしょに濡らしていました。(笑)
▽
そんな風に、
まさか来てくれるとは思っていなかった生徒さんが、
なぜまた、
ここに来ようと思ったのかが、
帰り際に話題になり、
みんなの前で、
話をしてくれました。
どうやら、
今読んでいる一冊の本に影響を受けたようです。
こちらの本。
この本でまず言われているのが、
「アリとキリギリスの寓話」を引用し、
人は、
老後の生活のために、
「今を楽しむ」ことが軽視されすぎている
という話から始まります。
そして、
人は死ぬときに、
どれだけ貯蓄があったところで、
それをその後使うことは出来ない。
「DIE WITH ZERO」
のZEROとは、
ゼロの状態で、お金は使いきって死のう。
という意味もあります。
人が死ぬとき、
残るのは、その人が思い出せる思い出のみ。
だから、
お金を貯めることよりも、
今、どんな経験をして、
どんな思い出を作るのか、
それが大事だと、
人生とは、経験の量だと、
言われています。
お金を貯めることばっかりにとらわれず、
今しかできない経験には、
惜しまずお金を使おう、
という内容です。
そんな本を読んだ生徒が、
「どうして、またここに来ようと思ったの?」
という質問に対して、
「振り返った時に、思い出せることをしに来た」
「思い出せる記憶をつくりに来た」
なんてことを言い、
そのすぐ後に、
AKIU SCHOLĒにずっと通ってくれている女子生徒が、
「思い出を作りに来たんだね」
と仏のように言ったのが、
なんか、
なんとも言えない空気感でした。
ということで、
AKIU SCHOLĒという学校には、
「思い出作り」に来てくれる生徒も居ます。(*^^*)
本当にひとりひとり、
色の濃い、生徒たちです✨
▽
思い出をつくりに来た、
そんな生徒のことを思いながら、
そういえば昔学級通信に、
こんなことを書いたなと思い出しました。
皆は、生まれてから16年、17年ですが、
今が一番楽しいですか?
いつが一番良かったですか?
私は皆よりも多く生きていますが、
皆の頃、高校時代、楽しかったです。
戻りたいな~とも思います。
でも、やっぱり今が一番です。
皆のこれからの人生を、
“何してたっけ?” なんて思うような、
いい加減な日々にはしないで下さい。
“あの頃苦しかったな~” でも良いです。
一番だめなのは、“何もしてなかった” そんなスカスカにはしないで欲しいです。
先生を、していた頃の学級通信です。
5年前、担任として、クラスの生徒たちに向けた言葉でした。
ちなみに、noteで一番人気だった記事はこちらでした。