ラジオ出演から1週間が経つとは、ものすごいスピードで毎日が過ぎていくのを感じています。
色々情報収集していく中で、
今日はまず料理をしながら郡市長の昨日(かな?)の会見を観ていました(聴いていました)。
記者の方々から引っ切り無しに聞こえてくるのが、
休校延長、学校のこと。
GW明けから学校再開という風に言われている中で、
「いつはっきりするのか」「他の自治体ではオンライン授業の導入が・・・」
「夏休みが短縮されるのか」
そんな質問がひっきりなしに。
どの質問に対しても、
今はとにかく市民の皆さんと協力して、GWの連休感染拡大を防ぎたい、
というような返答だったような気がします。
トップの人達は、
様々なことに関して、
これ以上分解できないところまで分解した上で設計されているのだろうということは大前提で、
今後の教育については、
私が考察できるだけでも本当に多くの因数があるなぁと感じています。
それらを一つだけクリアしたところで問題は複雑化してしまう可能性もあるので、
慎重に、でもスピーディーに対応しなければいけない、大変な問題解決の場面だなぁと。
(※子どもたちは、未来!)
日本各地を見渡せば自治体レベルで動きだしているところはいくつもあって、
いわゆる今は、「オンライン授業の導入」が「正義!」のような空気感が漂っているような気もしています。
もちろんオンラインでの授業体制を整えていくことは、
今、取り掛かり始めるのかぁ、というくらい既に遅くて、
今が最後のチャンスだと思うくらいの感じで取り組まなければいけないと私も思います。
ただ、
昨日の日経新聞(だったかな?)では、
文科省がオンライン授業導入にブレーキをかけている(あんまり乗り気でない)、
のような内容が書かれていたことや、
オンライン授業導入と貧困問題の相性がある点においてはあまり良くないことを考えると、
教育格差をさらに拡大させる問題を孕んでいること。
例えば、ある家庭ではWi-Fi環境と大きなスクリーンで授業配信を受けられる環境があり、
一方で、ある家庭では親御さんのスマホで授業配信を見ている状況。
見ることが出来ればまだ良くて、見られない、そんな子も出てくるはず。
それらの問題が押し寄せてくるということは明らかなので、
その上で、文科省が、学校が、といった偏った「対処」ではなく、
並行して問題解決していくべき点がたくさんあるよなぁと思います。
更に、
「オンライン授業」と叫ばれているけれど、
質の高い情報(授業)が無料で観られるこの時代に、
公立のいち教員の「授業」で、一体何を子どもたちに提供するのか、という点についてもかなり議論の余地ありで、
極端な話、
学校で子どもたちの望んでいない時間に実施する分からない授業
よりも、
家で自分の知りたいタイミングで観ることの出来る質の高いYouTube授業動画
の方が、現段階での「受験へ向かう教育」の元では格段に効率も良い。
(それに、良質な情報を取りにいく術を伝えていくことはすごく大切なことだよね。)
となってくれば、
学校は、何を配信するのか、
というところだと思っていますが、
これは、私的には、
先生方、やったね!って思える変化・チャンスだと思っています。
と、市長の配信を聴きながら思い巡らせたことでした。
そんな私は今は黙々と
数学コンテンツを作るためのメモ。
色んな人が(安宅さんも、西野さんも)数学のこと言ってるから、
なんだか、苦手なのに数学に導かれた自分の人生を愛おしくすら感じています。笑