最初に結論から。
「おじさんのサラリーマンは、NFTを購入するととてもスリリングな体験が得られるでしょう。」
というか自分がなっています、という話しです。
ここから自分の体験を通して順番に記載していきます。
結構、ダラダラと書きます。1年後に見たら考え方は変わっているのかな~。
私はIT企業に勤める40台後半のサラリーマンです。
2年前に大きめの病気になり、仕事だけの生活から脱却し、色々なチャレンジを開始しています。
その一つとして、「若い人達のカルチャーにアンテナを張ろう!!」というタスクも掲げました。
それからはVoicyというラジオアプリを通じて、若い人達の発信に耳を傾けるようになりました。
そこで、最も響いたのは「イケハヤ」という方の番組。
なぜ、最も響いたかというと、この方が既成の社会ルールに大きなアンチテーゼをバンバン投げてくるからです。
最初に自分が聞いたとき(妻とドライブしながらで、妻も一緒に聞いていました)の反応が
「この若い人は頭が良さそうだけど、人生経験が少ないね~。正しいことを言っているけど、簡単に社会は変わらないよね~。」
でした。確か、イケハヤさんが「銀行やほとんどの企業はオワコンになっていく」というような話しをしていた回だと思います。
ここで、「あっ!!」っと嫁と顔を見合わせました。
「この自分の反応こそが、最も既存概念を維持したい側の反応じゃ~~ん。。。」
はい、、、
そういえば、なんとなく気付いていたんです。
数年前は
「大企業に勤めていて凄ーい」
だったのが、最近は
「まだ、会社にしがみついているの、、、雑魚いね、、、」
に社会の風潮が変わっていることに。
と言いますか、自分もそう思っていました。
圧倒的に会社の人たちよりも、独立したり起業したりしている人を「すごーい」と思うようになってしまいました。
それからはVoicyを聞きまくって、新しい考え方や情報のインストールを継続していました。
ただ、なかなか動かない自分。
そんなときに、またもやこのイケハヤさんという人は煽ってくるんですね。
「まだXXXXもやっていないの??」
という論調で地球の引力にひかれている自分を煽ってくるんですね~。
そこで、なんかもう腹が立って、やってみることにしました。
何をやったかというと
「NFTを作ってみる」
です。
このNFTを作るをやるためには結構壁があって
・仮想通貨の取引所を開設
・仮想通貨を購入
・仮想的な財布に送金
・送金した通貨の使い方をちょっと変更
みたいな作業をして、ようやくNFTを作って販売することができました。
ここまでは、特に楽しいわけでもなく、とりあえず煽られたからやってみました。
そこからも、いろいろな方のVoicyを聞き、何かの課題が出てきたらとりあえずやってみるを繰り返していました。
ただ、ここまではそれほど楽しいものではありませんでした。
イケハヤさんのVoicyを聞いていると、2か月ぐらい前から「CNP(CryptoNinja Partners)というNFTを出すよ~」
という話しが繰り返されていました。
どうやら、CryptoNinjaというNFTの一般向けNFTを大量に出すようなのです。
完全に自分の脳内はイケハヤさんに洗脳されていたので、「これ、絶対価値あるじゃん」と思いました。
しかも販売価格は2~300円程度。
ただ、優先購入権などを持っていないと、なかなか買えないらしいです。
そういう場合はOpenSea(NFTの売買に使われるプラットフォーム)で二次購入できるようなので、売られたらすぐに購入することに決めていました。
元々「NFTを作成する」課題をクリアしていたので、OpenSeaでの購入はスムーズにいきましたが、手持ちのお小遣いは一瞬で使い果たしました。
それでも12個のCNPを購入することができました。
実は、ここからが本題です。
まず、CNPを購入したときから1週間で価格が10倍になってしまいました。
そうすると、自分のような小心者は「誰かに取られたくない!!」という恐怖心に囚われます。
その結果、生まれた自身の行動を以下に列挙します。
仮想的な財布(MetaMaskと言います)がどういうものかを、自身が腹落ちするまで調べる。
結果、各タスク単位でどういう処理をしているのか、なんとなくイメージできるようになりました。
また、仮想的な財布(NFTを取られやすい)ではない、物理的な財布(ハードウェアウォレットと言います)も購入しました。
「ブロックチェーン」や「スマートコントラクト」という単語も、なんとなく腹落ちできるまで調べるようになりました。
そうしていると、一緒に登場してくる「Web3.0」や「DAO」という世界観にも必然的に興味を持つようになり、背景の技術も知りたいという欲求が沸いてきました。
つまり、何が言いたいかというと
「釣りや狩猟が趣味のおっさんサラリーマンが、新たな社会技術に対して強く興味を持ちBダッシュで走り出す」
ということが、自分の中で起きました。
最近、このような経験はあまりありませんでした。
自分の過去の経験で例えるなら
「釣りが好きだった自分は、魚をおいしく食べようという欲求が沸き、おいしく魚を捌く方法を勉強したり、切れる包丁を準備するために研ぎ方も勉強したりする。並行して海の潮の流れなどについても勉強する」
みたいな、芋づる式に色々なことに興味が伝播していく経験です。
タイトルに戻ります。
色々な環境要因で自分と同じような世代の方(おっさん)はなんとなくネガティブ(言語化できないのですが、「パッとしない」みたいな感じ)な状況が結構あるのかなと思います。
ここで言う「おっさん」は素敵な世界を謳歌できた60代以降や、新たなカルチャ世界で生きている30代より若い世代のハザマの世代と定義しています。
そういう環境で副業という考え方も一般化しました。
ただ、そんな状況でもおっさんにはやはり新たなカルチャインストールは結構難しいと思います。
そんなときに、NFTというのはBダッシュをさせてくれるとても有用なツールであると感じた次第です。
自分は、このNFTというツールを利用して、ちょびっとだけ前に進めたような気がしています。(気だけかも、、、)
10月に狩猟期が開幕するまでは、畑仕事と釣りをしながらNFTの世界で楽しもうと思います!! 仕事も、、、
ちなみに今はCNP以外のNFTにも手を出して楽しんでいます。