こんばんは~!!みはちです。
大変お久しぶりです。
「かけだしイラストレーター、NFT始めてみた!」Day8の記事になります。
Day7の記事が4/4のものだったので、四か月も間が空いてしまったことになります…。
記事は書けていませんでしたが、せっせと絵は描き続けていました。
今回は、ここ四か月間の活動の振り返り+最近NFTが「冬の時代」と言われていることに対して思うことをつらつらと書いていきます!
お絵描きフォルダを見返してみると、空白の四か月の間に20枚以上の新作イラストを描いていました。
このうち、NFTとして出品したイラストは5枚で、そのほかはご依頼いただいて制作したものになります。
NFTとして出品した作品をぱーっと貼り付けていきます!
画像の下に"〇月"と書いているものがあると思います。
こちらは"Seasonal_Girl"というコレクションで出品した作品になります。
NFTを販売する際は、まず「コレクション」と呼ばれるNFTのグループを作り、そこにNFTを追加していくことになります。
私はこれまでオリジナルで描いた作品をすべて「Girlish Collection」というコレクションに追加していました。
しかし、「何かコンセプトがあるコレクションを始めたい!」と思い、ひと月に一枚ずつ、季節に沿った女の子を出品していく"Seasonal_Girl"というコレクションを始めました。
イラストの下に描いている月は、それぞれの作品を何月分のものとして描いたのかを説明しているものだったわけです。
ちなみに、私は月末にその月のイラストをヒイヒイ言いながら描いています。月の初めにその月のイラストを描いてしまえば楽になるのは分かっていながら、他のイラストを描いたりアイスを食べているうちに月末まで描かずに過ごしてしまうんです…。
前は「オリジナルで描いた作品をNFTにも出品するようになった」という状況でしたが、Seasonal_Girlを始めてから「今月もNFT用の絵かくぞ!」という気持ちが芽生えるようになりました。
これまで挑戦したことがない絵柄に挑戦してみたり(6月の女の子は黒髪ですが、気づいたらピンク髪の女の子を描いてしまう私からすると大きな一歩です)、今月はどんな女の子描こうかな~と考えたり、新しい挑戦にも繋がっていていい感じです。
最近、「Web3業界は冬の時代になった」という言葉を耳にします。
何が起きているか、Web3に詳しい知り合い(私にNFTを0から教えてくれた人)に聞いたところ、「特定の暗号資産が攻撃されて暴落したり、世界的な不景気のあおりを受けて、暗号資産の価格が下落しNFTの取引量も減ってしまった」とのこと。
なるほど…。分かるような分からないような…。
振り返ってみると、5月~6月にかけてNFTが売れなかった気がします。ただ、NFT自体は一度出品したらずっと売りに出されているため、「売れなかった…ダメだった…」とは能天気な私は思っていませんでした。
いい作品が描けたら「嬉しい!」と思うし、これはきっと皆かわいいと思ってくれるに違いない、そんな考えに至るポジティブシンガーです。
そんな能天気な私ですが、「冬の時代」と言われるのは納得いきません。
元々、NFTそのものに価値があるわけではありません。何か価値がある(ありそうな)ものを取引する新しい手段としてNFTは注目されてきたはずです。
取引価格が下がったり、取引量が減ることでNFTに対するネガティブな言葉が増えてしまうのは、「なんかすごそう」という理由で注目して、「価格が下がったからこの技術は怪しいものだった」と捉えている人が少なからずいるからではないかと感じます。
だから、「冬の時代」という言葉には反論したくなります。そして、ここに対して反論できるのはこれまでNFTに関わってきた人たちだと思うのです。
ここで、私が「NFTっていいな」と思ったエピソードを紹介します。
先日、ふとGmailを見ると二次流通を知らせるメールがありました。
Openseaからのメール
「どのイラストかな??」と思って確認したところ、初めて売れた思い出のNFTでした。
こちらのイラストのNFTでした
当時0.175ETHで購入いただいたイラストが0.32ETHで二次流通したようです。
とっても嬉しい気持ちでした。
当時、NFTを出品してみたものの全く売れず、作品を見ていただいているのかもよく分からない状況だったので「そもそも根本的に売り方が間違っているのではないか…」と不安な気持ちでした。
そんな中で届いた購入を通知するメールは本当に嬉しかったことを覚えています。
私はイラストレーターとして活動するTwitterアカウントと、NFT関連の投稿をするアカウントを分けているのですが、販売実績がない頃は「他人の作品をNFTとして発行する怪しいアカウントになっているのではないか…」と不安に思うこともありました。
そんな中で、初めて私のNFTを購入してくださった方には大変感謝していますし、この時の喜びは忘れられません。
…とまあ、そんな思い出深い作品なわけですが。
誰かが、半年も前にミントした私のNFTに興味を持ってくれて、価値を見出してくれたこと。
初めて私のNFTを購入してくださった方に、少しだけ恩返し(?)が出来たこと。
NFTっていいな、と思う瞬間でした。
私は、自分のことをNFTアーティストだと名乗っていません。
なんだか上手く表現できないですが、「Web3最高!NFTはお金が稼げる魔法のツール」という考え方ではなく、「イラストレーターとして多くの人に絵を届けるために、NFTと上手に関わっていければいいな」と思っています。
フラットに「NFTってこういうものなんだな」と捉えられるように心がけています。
そんな私ですが、NFTを始めてよかったと思うシーンはたくさんあり、このコミュニティが好きです。
一枚のデジタルイラストを、「この世に一つしかないデジタルデータ」として販売することができる。思いもかけないところで、私の作品や活動を応援してくださる方々と繋がることができる世界。
それが私にとってのNFTです。
NFTが売れづらくなった=NFTがダメになった、価値がなくなった。結局ただのデジタルデータだった。
そんな風に、なんだか怪しいものとしてNFTが扱われてしまうことに寂しさを感じてしまいます。それって、「売れなかったNFTには価値がない」と考えることと同じだと思うからです。
私はこれからも絵をたくさん描きます。そして、NFTに作品を出品することもやめません。
おこがましいですが、NFTをゼロから作り出すのは私たちクリエイターにしか出来ないことだと思うからです。
この素敵なコミュニティを支えていけるよう、イラストをたくさん描いていきます。「なんだこのパンツが見えるイラストは。けしからん。」と思われても、絵を描き続けることが私を応援してくださる方々への恩返しになると信じて。
久しぶりの投稿、いかがでしたでしょうか。
後半、もどかしい気持ちがふつふつとわいてしまい、大げさな言葉をかいてしまったかもしれません。。
でも、NFTを始めたことで駆け出しイラストレーターの私は大きく成長することが出来ました。
皆さんにこれからも作品を見ていただけるよう、期待してもらえるよう、クリエイターとして成長し続けないとですね!
今回はこんなところで失礼します。
ではでは~!!