PUBGやApex Legendsなどのバトルロワイヤルタイプや,CSGO,Rainbow Six SiegeなどのタクティカルFPSなど,様々なタイプのシューティングゲームが登場しては覇権争いを行っていますが,今後間違いなく一つの流れになるであろうタイトルがアルファテストを始めたので紹介したいと思います.
その名も「Due Process」.これまで,ありそうでなかったマップ自動生成型タクティカルFPSです.
「Due Process」(以下DP)は,タクティカルFPSであり,既存のゲーム以上にチームワークと作戦立案能力を問われるゲームとなるでしょう.何がこれまでと違うのかを簡単に3つ紹介したいと思います.
これまでのFPSでは用意されたマップ内での戦闘で,運営が意図して用意した射線や激戦区をいかに駆使して戦うかと言うような状態でした.しかしDPは違います.マップは自動で生成されますので,どこに敵がいるか,どこから射線が通るのかはその試合試合で異なります.これによってよりチームの戦略が色濃くでるようになり,相手の特性を考えた先読みや戦略レベルでの駆け引きなどがよりハイレベルな次元で行われるようになるでしょう.
そのハイレベルさを提供するのが計画フェーズの存在です.マップが自動生成される本作において,自分たちがどのようなマップで戦うのかを知る機会がこの計画フェーズです.全体の俯瞰図が提供され,それを元にその場で計画を立案する必要があります.またこの俯瞰マップには書き込みを行うことができ,どこを攻めて突破口とするのか,防衛ラインをどこに敷くのかを視覚的に共有することができます.
上記2点から考えられるに,マップ構造を把握しての決め打ちや有利ポジションというようなノウハウよりも,相手を攻略する個々人としての高い技量と,より濃密な連携とカバーといったチームとしての完成度が既存のFPSよりも求められるゲームとなるでしょう.
DPのゲームとしての完成度がどこまで行けるのかということもありますが,このマップ自動生成型タクティカルFPSというジャンルが,今後のEsports・FPSシーンにおいて広がりを見せることは間違いないかと思います.
Esportsメディアチャンネルはじめました.