今まで使っていたSteelseriesのRival 300が動作不良を起こすようになったので,買い替えました.
選ばれたのは同じSteelseriedから出ていたSenseiをリスペクトした,日本発のゲーミングデバイスメーカーRayから登場しているPawnというマウスです.
開発コンセプトは「必要な機能のみを搭載し、マウスの操作に集中できる」こと.そのためか,ゲーミングデバイスで見かける管理ソフトはありません.すべてハードスイッチによる切り替えで機能をカスタムすることになります.専用ドライバがあるわけでもなく,汎用ドライバで動作するので,PCに余計なソフトを入れたくない人は結構おすすめです.
機能は以下の通り.
センサー
数多くのハイエンドゲーミングマウスに採用されている最大12,000DPIのPixArt PMW3360オプティカルセンサーを搭載。
DPI
使用機会の多いDPIを6段階でプリセットし、LEDカラーによるDPI設定の確認が可能。DPIボタン搭載し、DPI設定を瞬時に切換え、(400-レッド / 800-ブルー / 1600-イエロー / 2400-オレンジ / 3200-グリーン / 12000-パープル)4Kモニターでの快適な操作を可能にする12000DPIというハイセンシ設定を搭載。
スイッチ
メインスイッチには、高い信頼性を誇るオムロン製スイッチを採用。サイドボタンは多くの採用実績を持つKailh製スイッチ。
ケーブル
高い耐久性としなやかさを備えた素材を採用した布巻きケーブルによって快適な操作を実現。
デザイン
デザインシンメトリー形状採用。比較的小型で日本人の手に馴染み、操作しやすいサイズ感。サイドボタンは左側のみに搭載(右利き用)。
Rival 300をDPI800で使っていたので,同じに合わせて試しましたが,やはり少々違うようで,感覚的に同等に扱えたのが1600DPIでした.このあたりの違いが何なのかわかりませんが.
センサーがRival 300より良いものを使っているので,その違いなのかもしれません.あるいは私の覚え違い.
FPS用途で使うと以前のマウスではかぶせ持ちという持ち方でしたが,Pawnはやや小さく,かぶせ持ちには向かない形状をしています.
なので,このマウスを利用する場合は,半強制でつまみ持ちになります.かぶせ持ちができないわけではありませんが,やや動かしにくい形になりますのでおすすめはしません.
マウスサイズが変わったので,慣れるまで若干時間がかかりそうですが,4000円台で買えるゲーミングデバイスとしてはGOOD.
ゲーミングデバイスゆえの耐久性も期待できるので,普段遣いでちょっと良いものを探している人にもおすすめできるタイプのマウスとなっています.