




9歳の時俺は凄く漫画が大好きで小説は
字ばかりぎっしり書かれてるからまるで
教科書の様に感じ読むと大嫌いな勉強を
するみたいで拒否反応が起こり嫌だった
ヾ(≧Д≦)ノヤダヤダ
俺は勉強が死ぬほど大嫌いでその理由は
毎回強制的にやらされる事が凄く苦痛で
なので字だけびっしり書かれてる小説を
見るとそれだけで気分が悪くなってた
逆に漫画は絵が主体でそこに字が書かれ
しかもふり仮名まであるから文字のみで
場面の想像が必要がなくすぐ物語の中に
入り込め脳を使わずとても楽に読める
しかも漫画の話題は学校での会話する時
みんな読んでるから盛り上がる事ができ
会話も弾み漫画に出てるキャラの真似を
みんなでやって楽しくなれた
漫画意外も夢中だったものがありそれは
ドラクエで毎日気が狂った様にやり込み
完全にゲームの世界と現実が一体化して
俺が勇者だと思い込んでた
ドラクエの世界はゲームキャラと会話し
物語を進ませて行くので俺はその物語が
凄く面白くて理性を失って一生死ぬまで
やり続ける勢いで夢中になる
しかし当時のゲーム画面は単純で細かい
描写が無く自分の頭の中で戦闘シーンや
町の風景を現実に存在してる物と同じに
頭の中で作りあげて妄想を暴走させてた
( ゚д゚ )ホゲェ…

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そんな妄想を毎日してたら頭の中で永遠
24時間ドラクエの世界にいる感覚になり
現実世界の全ての事がゲーム世界に感じ
学校すらファンタジーの世界になってた
ラン((o(´∀`)o))ラン
そして大魔王を倒しクリアーして最後の
エンディングを見るともう感無量になり
この世界を旅して色々な苦難を乗り越え
その思い出と感動の余韻が何日も続いた
その後ようやく余韻から覚めて気付くと
完全にドラクエのファンになってしまい
ドラクエグッズを見るとあの時の苦労が
感動と共に蘇ってくる
そんな現実世界が見えず中毒状態の時に
本屋に行きいつもの様に立ち読みを始め
1人でニヤニヤしながら漫画雑誌を読み
満足したので帰ろうとした
このとき偶然小説売り場を通って行くと
ドラクエの本を見つけ表紙をみると凄く
カッコ良い絵が描かれ俺が思い描いてた
自分が勇者になった理想の姿だと思った
なので「正に俺が勇者になった時の真の
姿じゃないか」と感じその本を手に取り
開くと漫画でなく小説で俺はがっかりし
本を閉じ元の場所に戻そうとする
けど表紙の勇者の絵は妄想が暴走してる
世界の俺その者でとてもカッコ良いから
しばらく眺めてると無意識で本を開いて
文字だらけの小説なのに読み始めてた
(`ェ´)フンガフンガフンガ

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すると意外に文章がとても分かりやすく
ゲームをしてる時の様に文字で書かれた
場面を想像出来まるで自分がその世界に
入り込んだ主人公の気分になった
°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
更に読み続けるとゲームの様に頭の中で
鮮明にその世界が広がっていきどんどん
物語に入り込み続きが気になり読む事を
止める事が出来なくなってた
その後夢中でドラクエ小説を読んでたら
本屋の閉店時間の19時になってしまって
完全に門限を過ぎて母親に叱られるから
涙目になって急いで家に帰る事にする
家に到着すると案の定母親に叱られ速攻
お風呂に入る様に言われて入浴してると
ドラクエの小説の事を思い出してしまい
また勇者の俺が活躍する妄想をし始めた
寝る時まで妄想は暴走し続け朝起きても
時間が過ぎて眠気から覚めてくるとまた
勇者俺が頭の中で冒険し始め妄想暴走し
もう我慢できず買って貰う事にした
なので翌日学校から帰り夕食時に母親に
ドラクエの小説が欲しいと頼むと母親が
「それゲームでしょ」と言いうので俺は
小説だと伝えても信じてくれない
だけど俺はどうしても欲しいから母親に
「全く小説読まない俺が初めて読む気に
ようやくなれたんだから買って」と頼み
渋々母親から小説代をも他う事が出来た
(´∀`*)ウフフ












