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サブタイトルは絶滅:生命の輝きが消えるとき。
地球の生命の歴史の中で、現代は6度目となる大量絶滅へ向かっているといわれている。
国連発表によると、約100万種が絶滅の危機に直面していて、その多くは数十年以内に姿を消すという。
表紙にもなっている、キタシロサイの最後の雄と、彼に寄り添い耳の裏を撫でている男性を捉えた一枚の写真。
美しい光景だが悲しい写真でもあり、こうして画像に残らず絶えていく種の無数にあることをこそ最も悲しむべきなのだろう。
新型コロナウイルスの脅威に晒された人類にしても、決して安泰とは言い難い。
キリンは単独種というのが長年の定説だったが、最新のDNA解析で4種に分類できるという新しい学説が発表された。
また体表の網目模様も種によって異なり、キタキリンは脚の下部に模様がなく、色も薄い。
アミメキリンはくっきりした網目模様からその名がついた。
マサイキリンは4種の中で最も体色が濃い。
残る一種はミナミキリン。