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前回までの記事で、情報の整理が終わりました。
この記事では、実際のマーケットについて分析を始めます。
また、EtherScanを使い、データを整理できる前提で話を進めていきます。
EtherScanに関しては、すでに多くの記事がネット上に出回っているため、それらを参考にしてください。もし、需要があるなと感じた場合は改めて記事を書きます。
早速ですが、EtherScanからマーケットのトランザクション数と、ETHの送金額を確認すると次のようなグラフが作成できます。
このグラフを作るだけで、儲けることができるマーケットなのかどうかがわかります。
ちなみに、6/3現在は大きなイベントやアップデートがない限りはほとんど儲けることが不可能なマーケットになっています。
順を追ってグラフを見ていきましょう。
マーケット導入の初日は12時間しか、マーケットが稼働しなかったため出来高は低いですが、圧倒的な売買高を記録しています。
その後も5/23までは売買高・出来高ともに高水準で推移していて、非常に儲けやすい状態が続いていました。これはTOP10争いによる影響だと思います。
しかし、5/23以降はランカーの数人がTOP10争いを諦め離脱したことを確認しています。そのため、急激に売買高が減少しました。
その後、5/24からはラッキードローのボーダーライン争いによって、マーケットが支えられていました。
また、アリーナ導入の前日は売買高が極端に落ち込んでいます。これは、アプデによる環境変化に備えて、様子見のプレイヤーが増えたためだと思います。
そして、アリーナ導入直後は一旦マーケットに活気が戻りましたが、それも一時的で今はもう活気が消えてしまっています。
そのため、ほとんど儲けることができなくなってしまっているのです。
この分析から、他のゲームに役立てるとしたら、アップデートの直後が一番儲けやすいという情報です。おそらく、全てのdappsで同じ傾向だと思います。
・情報からアイテムの適正価格を予想する(記事②参照)
・出来高・売買高からマーケットの状態を判断する
・アプデ直後はマーケットに活気が出やすい