ども、Pockyです。
前回の僕の記事に対して、DAIにゃんさんから、
という意見がありました。
同じように思っている方が多いかもしれないので、今回は前回の記事の補足です。
たしかに現在のALISのインフレ率は予定の1/10程度に抑えられています。
というのも、インフレ率10%で計算した場合の初年度新規発行枚数は750万枚。
これを日数で割ると、1日あたり約20,000枚の配布量という計算になります。
対して現在の1日あたりの配布量はせいぜい2,000枚程度と予想されます。
つまり現在のインフレ率は、予定の1/10 = 1%程度に抑えられているというわけです。
しかし僕の結論から言うと、
そもそもなぜ現状のインフレ率が1%に抑えられているのかという点を考える必要があります。
現在のインフレ率が当初の予定の1/10程度に抑えている主な原因は、おそらくユーザー数(公開記事数)との兼ね合いです。
というのも、現在のALISのユーザー数は、ALISホワイトペーパー内の試算に比べて極端に少ない状態です。
下の表はホワイトペーパーの試算です。
optimistic(楽観的)・conservative(保守的)・pessimistic(悲観的)
の3つの試算がありますが、悲観でも3年後には149,720のユーザーを獲得している計算です。
では現状のユーザー数はというと、
わずか150人前後です。
つまり、ユーザー数は試算の1/1000程度です。
ユーザー数が予定の1/1000しかいないのに新規発行数は1/10程度にしか抑えていないので、今でも多すぎるくらいです。
仮に今予定通り10%のインフレでトークンを配布すると、一記事の報酬が3000ALISとかになってしまいます。
それこそハイパーインフレです。
つまり今のALISは、インフレ問題のスタートラインにすら立っていないと言っても過言ではありません。
問題はユーザーが増えた時にどうするかです。
仮に今の1%のインフレ率を継続したとしましょう。
そこでユーザーが1万5千人となった時、単純計算だと報酬は今の1/1000になります。
つまり、現在100ALIS獲得できているような記事でも、0.1ALISしかもらえません。
それでも、その時の1ALISの価格が1000円とかになっていれば問題ありません。
しかしそれは現実的でない気がします。
何より上の試算表を元にすれば、その場合の1ALISの価格は30円という見込みです。
そうなると結局はインフレ率を上げて配布料を増やさざるを得なくなります。
そして何より問題なのは、インフレ率の大小やその変化よりも、それが単利ではなく複利的な増加であるということです。
アインシュタインに言わせれば、「複利は人類最大の発明」です。
雪だるま式に増える複利の力はそれほどまでに偉大だと言うことです。
たしかに現状は年1%のインフレで危機感を感じないかもしれませんが、言ってしまえばそれは今のALISがユーザー数という観点で「失敗」しているからだと思っています。
ただ配布ロジックについては、「急を要する問題ではない」と言う意味ではDAIにゃんさんの意見にも肯けます。
これを良く捉えるなら、ユーザー数の少ない今はALISの稼ぎ時です。
何はともあれ、こうしてALISについて議論されることは良いことだと思います。
ALISが少しでも良い方向に向かえばいいですね。
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