春のオカルトまつりの企画として、最近の医学や生命科学の発展に関するニュースを取り上げます。企画の趣旨と一致していないかもしれませんが、そのときはご容赦ください。
先日中国の研究者He Jiankui氏が人間の赤ん坊に遺伝子編集技術を使ったというニュースが流れた。またアメリカの研究チームが死後四時間たった豚の脳の一部再生が成功したという。前者は遺伝子編集が人間にも適用であることを証明し、後者は脳が死亡後も回復可能であることを示し、ますます「死」の定義が難しくなるかもしれない。
クローン羊ドリー(添付写真)の誕生以来、生命科学と医学には倫理という問題が拡大した。人間の科学技術は生命を誕生させうる神の領域に到達したのかと考えると恐ろしい。これまで多くのSFやホラーの分野で取り上げられたような、フランケンシュタインや人造人間、クローン人間は現実のものになりつつある。ひょっとしたらどこかの地下研究所ですでに誕生しているのかもしれない。
https://japanese.engadget.com/2018/11/27/hiv/
https://www.bbc.com/japanese/47971724