UUUMの株価で思う、不祥事と株価の関係性

2021年3月17日、UUUM元所属で元インフルエンサーのワタナベ氏が警視庁で逮捕されたことで今、日本のYouTuberにおける信頼問題が大きく揺れている。

UUUMは現在、東証マザー上場のITベンチャー。YouTuber事務所と言ったら、完全にココのことを指します。

しかし、相次ぐ不祥事問題でUUUMの株価の安定性について問うと正直、大きな疑問が残る。

そこで今回は、2021年1月4日から2021年3月17日時点の株価についてフォーカスし、UUUMの不祥事でどれだけ株価に悪影響を及ぼしたのかを客観的に分析してみようと存じます。

※今回の株価データは、Yahoo!ファイナンスを参考にしています。

No.1 UUUM GOLF部の不祥事問題（ニュースリリース公開日：2021年1月6日 , 2021年1月12日）

2021年に入って最初に起こった不祥事は、UUUM GOLF部。UUUM GOLF部のチャンネルページには『UUUMが日本のゴルフの常識を変えます。』と記されている。

そんなUUUM GOLF部が2021年1月6日付けのニュースリリースで一連の不祥事を文章で謝罪と再発防止に努めると発表した。

ニュースリリースが公開された日の2021年1月6日の終値は、1株1,625円で終わった。

ここで株価の動きを確認しよう。

翌日の2021年1月7日の終値は、前日より11円安い 1株1,614円。

さらに翌日の2021年1月8日の終値は、前日より45円高い 1株1,659円まで急上昇。

この様子だと、個人投資家などが今回の不祥事で『このままだと株価が下がる可能性が十分高く、今のうちに収益確保しなきゃ』と心理的焦りが生じ、2021年1月8日に株式売却の動きが一気に加速したと考えられる。

これがまさかの予感的中。

2021年1月12日、UUUMは追加のニュースリリースを発表。

この発表当日のUUUMの株価の終値は、8日の株価より48円安い 1株1,611円で取引を終了しています。

つまり、UUUMで起きた不祥事がダイレクトにUUUM株へ伝わり、近日中のUUUM株の変動が後押しされたと推測を立てることができます。

No.2 UUUM所属クリエイターのワタナベマホト氏の契約解除（ニュースリリース公開日：2021年1月22日）

2021年1月22日、UUUMは所属クリエイターのワタナベマホト氏の契約を解除すると発表した。

この発表については、スポーツ誌のサンケイスポーツの記事で報じており、その記事によれば『21日にYouTuerのコレコレが、動画でワタナベが女子高生にわいせつ写真を送るよう要求していたと告発したことを認めたとみられる。引用元：元欅坂46の今泉佑唯と結婚発表のワタナベマホト、所属事務所が契約解除 - サンスポ』と書かれており、UUUMはそれらの事実確認をしたところ、この日をもって、UUUMとの契約を解除したと見られる。

さて、この日の株価も見てみよう。

ニュースリリースが公開された、2021年1月21日の終値は、前日より37円高い 1株1,918円。

実は、2021年に入って最初の最高値を更新した日でもありました。

そこからUUUM株は、6日間に渡り株価が急激に下落。

最も株価が安い日は、2021年1月26日の終値 1株1,740円。

21日の株価より178円も安くなった計算です。

1日平均でどれだけ下がったかというと、単純計算で1日 約29.666円ごと下がったことになります。

2021年3月17日 UUUM株の終値はいくら？ そして今後のUUUM株のうごきはどうなる？【番外編】

ちなみに、ワタナベマホト氏の逮捕が発生した、2021年3月17日のUUUM株の終値は、前日より19円高い 1株1,890円で取引を終了しています。

しかし、よーく思い出してください。

UUUM GOLF部の不祥事で翌日の終値が急激に高騰し、その翌日以降から一気に株価が下がる現象。

そして、ワタナベマホト氏の契約解除に伴い、6日連続の株価下落がありましたよね？

つまり、ここ近日中にUUUM株の何らかの大ダメージが来るはずに違いありません。

もし、読者の中でUUUM株を所持しているのであれば、2021年3月18日の午前中に株式売却を決行するのが一番無難です。

ただし、これは素人考えに則っての推測のため、必ずしもそうでは限らないです。あくまでも参考資料として見ていただければ、全く問題ありません。

まとめ

COVID-19の感染拡大に伴い、YouTuber , プロブロガー , インスタグラマーなどのインフルエンサーを頼る大中小企業が大量に発生しています。特に SONY , Panasonic のカメラ機もそうですよね。

しかし、インフルエンサーは常に良好イメージを第一にネットという大きいプラットフォームで活動していることから、仮に消費者が見えなくても、インターネットがあり続ける以上、何かしらの抜け道が存在し、そこからの炎上はザラにあります。

インフルエンサーは、とても魅力的な新しい職業とは言え、現実からすると芸能界とは少し異なる日本独特のインターネット社会と芸能界が入り混じった個人オンリーの職業であり、執筆者はインフルエンサーになりたいかというと答えは『NO』です。

さらに、現代社会に生きる私たちは『FOMO』『MOMO』に罹っているユーザーがCOVID-19から急激に増えたと執筆者は、時下に危機感を感じています。

何故なら、日本中にたくさんのネット依存症患者が出ると見ているからです。

今は、インターネット社会と現実社会との両立を測りながら、withコロナ , After コロナ時代の中で生きるしかないと半分諦めながら、新しい生活様式での生活を着々と体に染み込んでいくよう努力している、今日この頃です。

っていうことで、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。(*- -)(*_ _)ペコリ

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