こちらは今回の大穴でした・・!
どこがすごいのかというと
風合いが恐ろしく綺麗なところ。
このようなツヤ感のあるシルク調のアイテムは
今回のユニクロUの中で他にもありますが
これが一番風合いが綺麗!
エアリズムって化学繊維なんですが
これは化学繊維っぽい風合いがない。
その理由がひとつあって
こちら素材は綿と化学繊維のポリエステルでできています。
そして「表地が綿、裏地が化学繊維」という構造になっているんです。
これがもし表地が化学繊維100%だと
どうしてもテロテロとしたスポーツウェアやジャージみたいな風合いに見えてしまいます。
しかし綿繊維が表面に出てるから
肉感と自然なツヤ感があり
ウールやシルクのような風合いに近く
かなり高級感があります。
発色もとても綺麗です。
ブルー、ダークオレンジ、パープルなど
色合わせが難しいようなカラーは
どれも落ち着いた色味になっています。
ダークトーンやペールトーンのような
にしてあるので、比較的使いやすい。
というのも
素材にツヤや高級感があると色で遊んでもごまかせるんです。
例えば普通のTシャツ素材でオレンジやブルーのような派手な色を使うと
どうしてもカジュアルで子どもっぽく見えてしまいがち。
しかしこうしたツヤ感のある素材なら
カジュアルな派手な色を使っても
素材がウールのような風合いで高級感があるから
大人っぽく仕上がります。
しかももうひとつすごいポイントは
首がほんの少し高いところ!
首が高いというのはドレスの象徴です。
スーツを思い出すとわかりやすいですが
スーツってわざわざ高い襟のシャツを使って
ネクタイでわざわざそれを強調しています。
なのでこのTシャツも
襟をほんの少し高くすることで
がプラスされているんです。
ルーズシルエットですが
着丈はそれほど長くないので
ダボダボとした印象がありません。
そもそも「リラックスしたルーズシルエット」と
「ダボダボとしたサイズ感」は
同じようでいてまったく別の印象になります。
リラックスシルエットは
例えばお腹が出ている
腕が太いという
コンプレックスを隠してくれるますが
ダボダボしてみて見えると
おしゃれからは程遠くなってしまいます。
なので「リラックスシルエットだけどダボダボしない」
というバランスの取り方がとても重要なんですが
これは身幅も肩幅もゆったりしているけれど
着丈は短めでダボダボして見えないリラックスシルエット。
なので何も考えず黒いパンツに合わせるだけで十分おしゃれになれます。
素材、カラー、シルエット
すべて整ったこのアイテムが
正直言ってあり得ない。
間違いなくこの春夏のマストバイアイテムですし
過去ユニクロUすべての商品の中で過去最高得点をつけられるくらいの出来です!
ぜひチェックしてみてください。