成長を求めたときに訪れる成長と言うのはすごく微々たるものではないかと最近思う。
例えば毎日の英語の勉強であったりプログラミングであったり、積み重ねによって自分の成長が少しずつ実感できる事柄というのは確かにある。
実際にこれまで読めなかった文章が読めるようになっていたりこれまで作成できなかったアプリが開発できるようになると言うのは日々の成長を実感する最たる例だろう。
?しかしながら真の成長と言うのは、まるで?ある時まで子供時代だったにもかかわらず気づいたらいつの間にか大人になっていたと言うような感覚に近いのではないかと最近思う。
もちろんいつの間にか大人になっていると言う事はほぼないが、ふとした瞬間に「もう〇〇歳か」 「もう大学生か」 などと時の流れがいつの間にか速くなっていると言う事にふとした瞬間気づくと言うのは往々にして少なくない。
本当の意味での真の成長と言うのは、例えば目の前のことにずっと夢中になり続けて、同じことをやっている他の人のレベルを知った際に、いつの間にかその他大勢よりも少し抜きんでている、といったようなレベルなのかもしれないと感じる。
その域に達した瞬間ある程度自分の中で俯瞰ができるようになり、結果これまでやってきたことが本当にわずかな積み上げだったにもかかわらず着実に身になっていたことにその時初めて気づく。
これが起こるのは結果が出るまでに即時性があるようなアルバイトや英語学習、プログラミングなどには少ないと思う。 むしろ対人関係や物事に対する見方や情報収集の方法、自らの周りに広がっているコミュニティーの性質などかなり定性的かつ性格に関わるものが多い。 例えば3年ぶりに知人と会ったときに、その人がとても変わっているか、むしろ全く変わっていないかというのを如実に感じる瞬間があるかどうかそういったような違いである。 これが自らの人生と内面に起こる。
真の成長に気づく瞬間と言うのは、往々にして言いようのない興奮を感じるものである。
日々の学習のみならず考え方の癖や行動習慣を改めることでさえも、三日坊主で辞めるとは言わずに、「これだ」と決めたものを続けてみても面白いのではないだろうか。