ありふれた日常を過ごしていると誰しもがモチベーションが高いとか低い時と言う波に襲われるはずだ。
そんな中で最も厄介なのがマイナス思考である。
自分は何をやってもダメなのではないか、 将来的に大きな苦労が訪れるのではないかのような 全く根拠のない妄想が時に頭を支配してしまうと言う事はあるのではないかと思う。
通常アクションを起こし続けていたり行動や仕事をし続けていればそういった考えに陥る事は無いのだが、ふと手を止めた瞬間にそういった考えが頭をよぎることもある。私は実際にあった。
そんな状況から脱却するある方法に気づきつつある。
考える隙も与えず、足を運び手を動かし立ち上がる。そして事に取り掛かる。
マイナス思考が生まれる共通点として、ある程度時間が空いた瞬間が挙げられる。 よく言えば余白であり悪く言えば暇な時間である。
その時間を5秒間で埋める。人は5秒間に思考よりも行動が素早く起こせる性質を持っていると言う。その人間の本能に秘められた性質を存分に利用させてもらうのだ。
実際私自身もあらぬ不安に駆られた際は、 何らかの形でを言語化し発信することを心がけている。
例えば最近であれば新型コロナのワクチンの副作用など根拠のない情報が出回っており、そういった情報に触れれば触れるほどまるでマイナスが真実味を帯びたかのように自分の中で拡大解釈されていった。
だからこそ、全く関係のないことを考えるよりも先に行動に移した。
手を動かし始めてみれば案外事がスムーズに進むものである。 その結果これまで手が付けられてこなかった本やタスク等が消化されていき、身も心も軽くなる。
「つべこべしている暇があるなら黙ってやれ」 と言うセリフは熱血教師などが言いそうなものだが、 まさにその通りであった。
即行動する癖をつけると言うのはなかなかに難しい部分があるが、不安を行動でコントロールできるようになることで 明るい人生への1歩が踏み出せるのではないだろうか。