2015年の日記より
関西電力が「再稼働できないので電気料金を値上げする」という寝ぼけた手紙を送ってきたので、値上げに関する問い合わせ電話に電話した。0800-123-0303(無料)
「原油価格が下がっているから火力のコストが下がっているはずだ。なぜ値上げするのか」と質問すると、
原発を停めている関係上、大量の原油を購入しているからだと言われた。
しかし、単位当たりの原油コストが下がれば、発電コストは下がるはずだというと、その分の調整はさせてもらっていると言った。
「じゃあ、なぜ上がるのか」「大量の原油を購入しているからです」・・・単位あたりという意味がわからないのか?
もしかしてあまり頭がよくないのかな???
「とにかく原発は事故処理も含めて火力よりコスト高なのは、福島の事故以後特に完全に明らかになったのだから、再稼働できないから値上げするというのは理由になっていない。こんな手紙を送ってくるのは失礼だし、人の気持ちを逆なでする。原油価格の下がっている今こそむしろ値下げのチャンスだ。そもそも日本の電気事業法は異常な法律であって、コストをかけるほど電力会社が儲かる。そんなシステムをやめることが先決ではないか。電気事業法こそ、日本の電気が高い根本原因ではないですか」というと、
なんと窓口の値上げ問い合わせ係は、電気事業法を知らなかった。
「え、あなたは関電の社員ですか? アルバイトですか?」
と聞くと「社員だ」という。「中途採用? 最初から社員?」「はい。最初から社員です」驚き! 僕は普通の中学生だったとき日本の悪法、電気事業法を知り、何十年も脱原発運動をしているが、関電の社員がこの法律を知らない? どういうこと???
「じゃあ、とりあえず、関電の値上げ問い合わせ窓口の社員が、電気事業法を知らずに、値上げに関する問い合わせに対応していますとネットで流しておきます。しっかり、勉強してくださいね」と言って、電話を切った。
今日はこのぐらいにしといたろ。(池野めだか) (笑)
みんなも電話してね。