最近話題になっているPEPE、これを知っている人は多いのではないでしょうか。たった2週間で3万円買っていれば、6億まで暴騰したといわれているあのPEPEです。億りびとラッシュとなった仮想通貨界隈は、まさにクリプトといえるような狂乱っぷりを発揮しています。
個人的には暗号資産が騒げばいろいろといろんな奴が寄ってくるのでそこまで騒がないほうがいいんじゃね?とは思いますが、実際騒いでしまっています。
あぁ、ALISでもPEPEみたいな億りびとラッシュが起きたらな、と思うばかりです。ALISではないにせよ、STEEMとかDSCVRとか、PhavorとかのX to Earn系でトークン価格が高騰すればと思うばかりとなっています。しかし、実際のところトークン価格が暴騰してもあまり意味はありません。なぜなら、トークンは価値交換手段でもあるからです。
これが証券とかだったら話は別ですが、トークンなので、価値がどうとかという話もありますが、基本はユーティリティのほうになります。価値という文脈で仮想通貨を考えるならば、もっともらしいのはNFTがゴールドに紐づいているものとかでしょうか。
少なくとも、ALISトークンがそれに該当するかといわれたらしないと思ったりします。
また、別の話ではありますが、先月に2023年に入ってからメタマスクのベテランユーザーを狙ったSCAMが相次いで発生しているというニュースがあります。メタマスクには依然として豊富なユーザーが居り、それらのユーザーが狙われているというのは今後の暗号界隈の発展に一大事ではないでしょうか。
もうコールドウォレットしか持てないという思考回路になります。こういう話を聞いたり、この前のデジタルバンクランの話を聞くたびに、システムがいかに人徳的であるべきかというのを考えたりします。
今の時代、人間1人でいくらがんばっても問題を解決することは難しくなりつつあり、それがたとえ80億人集まったとしても同じようなことが言えます。
このような人間的な面で良さを保つことが限界に差し迫っている状況下では、いかに仕組み、システムが良いものかどうかが重要になってきます。システムにも良し悪しを評価するものとしてブロックチェーントークンがあるのかもしれませんが、トークンの評価は、もっぱら人間の熱狂に対してが大半であり、システムの完備性など、一部のエンジニアが評価するところを一般的に評価はしません。
ALISに文句はある人は多くいるかもしれませんが、それはALISというシステムに対しての文句でしょう。現代においてシステムがどれだけ重要かは言うまでもないですが、その重要性を結構ないがしろにしている感じも21世紀初頭、あります。