最近、X(旧Twitter)で話題になっているスラングがあります。それが食い尽くし系です。この言葉は、主に食事の際に意図せずに独占して食べ物をほおばってしまう人々のことを卑下したものですが、今回はそれらに同対策すればいいのか?また、なぜそういった言葉が話題なのかを取り上げていきます。
2023年になり、物価高、エネルギー高になる一方で、所得が伸びていない、こういった現状もあって神経質になている可能性は否定できません。
食い尽くす人々が注目される背景には「家長制への嫌悪」と「インフレ」が密接にかかわっていると考えています。なぜそんなことが言えるのかといえば、そもそも、食いつくしという言葉だけを切り取ってみれば、、2019年ごろから見受けられたことが分かります。
この、大昔からいる食い尽くす人ですが、その性別は大半が男性であることもわかっています。なぜ男性なのか、ということですが以下のようなことが理由として考えられています。
精神的疾患(強迫観念、発達障害など)
育ってきた家庭環境
かつての家長制の意識が残っている
プーチンがウクライナを「我が領土」というのは、ただがめついからではありません。そうしなければならないという強迫観念があるからでしょう。食い尽くす人々にもまた、食べなければならないという強迫観念が根付いている可能性があります。
育ってきた環境が影響している可能性はあるでしょう。食べることに対する制限が殆どなく、フリーでシェアする食文化を持つ家庭だったり、コミュニティで育ってきたとなれば、他人のものと自分のものの境界線は曖昧になります。
家長制の意識が影響している可能性もあります。家庭でのみ言えることですが、家という場においての人権が確保されていると思うがゆえに、そこにある食糧にいつでもアクセスできる管制官ないしは参謀気分だということです。
このように、食いつくしてしまう人の特徴には、すこし男性的なイメージが強いことが分かります。一つにこれは、食いつくしで事件が起きる現場が過程で起こっていることが大きいでしょう。もしも、公共の食事などで食いつくしが起きても、家計とは別で、個別の会計で問題が解決してしまうからです。
では、そんな食い尽くしてしまう人々には何か処方箋はないのでしょうか。そんなわけで、ここでは食い尽くし系といわれる人に対するいくつかの対策を紹介していきます。
一つ目は、シンプルにやり返すです。食い尽くし系の人が勝ってきた食べ物を逆に食い尽くし、食い尽くされる側の痛みを味わわせるというものですが、これにはリスクと懸念もあります。それは、もし食い尽くし系の人が「熊」のような執着心と被害者意識を持っていたら、改善するどころか、やり返しにやり返すという負のスパイラルを生んでしまうかもしれません。
二つ目は、大皿に盛りつけるのではなく、小皿に分けることです。これをすると、洗い物の量が増えて水道代がかさみそうですが、一つ目の案よりはマシといえるでしょう。しかし、これにも問題があり、あくまでも応急処置にすぎず、本質的な解決には至っていないということです。小皿分けの物理的制限がなければ、また食い尽くすでしょう。
そのリスクをはらむ対策は、食育にあるかもしれません。食べることへの根底的な価値観や精神的側面から変えていくことがもしかしたら解決の糸口になる可能性はあります。これは問題に対して対面から処置するやり方なので、食い尽くす行為に対しては効果があると言えるでしょう。
食い尽くし系といわれる人は海外にも居るのでしょうか。答えは「イエス」で、海外も日本と同じ男性に多いようです。そして、食い尽くす人々の原因の一つとして挙げられるのが、育ってきた家庭環境とのことでした。このあたりは、日本でいわれる原因と一致するところがあります。