副業に関して波紋を呼んでいます。実は、最近副業が年収300万円以上という条件になりました。それ以下の場合、副業もどきになり課税対象ではなくなったのです。
これは明らかに副業推進のように見えます。しかし、事業として副業を行っている場合、このシステムは明らかにデメリットがあるのです。この新ルールで優遇されるのは「副業を行っているが給与所得の人」だと思われます。というか、最終的に言いたいのは所得税の課税方式が変わったということで、それ以外あまりありません。
2018年ごろにささやかれた副業という概念は、すでに一般的になり世間に浸透しきっているように思えます。これからの副業への価値観はさらに多様化し、中には副業のほうが本業よりも稼げるという場合も出てくるかもしれません。それに、副業だけではなく複業という概念もあります。
いわゆるバイリンガルとマルチリンガルのような区分けの仕方ですが、マルチリンガルは今後の働き方の標準になるのでしょうか。
なるのかどうかはわかりませんが、それに近しい形になっていくのではないかというのほ一理あります。しかし、現在日本は労働者の4人に1人ほどがフリーランスになっており、本場である米国は3人に1人といった状況で、今後マルチワークがさらに発展していくのかどうかは「解釈次第」といったことになりそうです。
解釈というのは便利な言葉です。例えば、今行っている仕事が副業か本業かを区別することは、意外と困難なのではないでしょうか。実際、収入が多ければ本業であるというのは筋にあっていないような気がします。それを突き通せば絶対に抜け穴が生じるからです。本来本業というのは一つだけで十分ですが、なぜか一つ以上仕事があるのが歓迎されているのが今の世の中です。
解釈が一致しなければ前に進むことは難しくなるでしょうし、その領域に関してはいずれ必ずメスが入ることでしょう。
例えばALISが副業かどうかもわかりません。定義上300万「円」とのことなので、少なくともJPYCのような日本円に紐づいたステーブルコインを参考にしなければなりませんが、現状ALiSとJPYCをDEXなどで交換するこてゃできない状況です。
ブログ型Web3ツールではHideというものが有名ですが、こちらはJPYCとの互換性があります。しかし、JPYCはそれであまり実用的なツールとして見られていない気がします。
副業にしろ複業にしろ、お金を稼ぐことには変わりありません。もしも、お金がないという場合、「支出を見直す」か「収入を増やす」というどちらかの選択をとるほかないでしょう。
暗号資産は、近年詐欺が横行しており、稼げるといって引っかかってしまう人が続出しています。その被害額も100万円から1000万円を超えるものもあり、基本的に危険な領域といえるでしょう。
副業で暗号資産や不動産をやる場合、元本割れを起こしていないかは入念に気を付けるべきといえます。現段階で暗号資産はその値段を下げており、今から入れば大きく稼ぐことができるかもしれません。しかし、注意は必要でしょう。