2020年のある日、台湾へ行った。その時は2月だったので少し暖かいという感じで、個人的には最高の気温だったのを覚えている。熱すぎず寒くもないというのは重要である。今年の冬に思い立って韓国のヤングヤングか、モンゴルのウランバートルに行こうとしたが、ウランバートルの気温がマイナス26度というのを知ってすぐに行くのをやめた。
このまえいったマレーシアは赤道に近いからか暑さのほうが上回っていたが、午後はほとんど曇りか雷雨で涼しくなるため、普通に過ごしやすい。
台湾桃園国際空港から台北に向かうわけで、荒っぽい運転の果てにようやく市内に入った。今思えば、あの時は何も考えずに台北に行ってたものの、台南とか高雄を自転車で巡るとかでもよかった気がした。基本的にそういった旅行はほとんどしないので、そう思っても行動に移すのが遅い。
台湾は新幹線がやたらと安いのが記憶にある。大体東京から静岡までで2000円くらいで行けるような感覚だ。鼎泰豊とか火鍋とかいろいろ食べてはみたものの、一番おいしいと思ったのは九フン?の小籠包屋だったのを覚えている。
高鐵台中駅は何もなかった。本当に何もない。台湾高速鉄道は便利かもしれないが、駅が市街地より遠い場所にあるため、バスに乗って移動する必要があるのが難点だと思った。
基隆のほうにも行ったものの、何もなくね?っていう感じで、特に何もしなかったのを覚えている。その割にはめちゃくちゃ観光客はいた気がする。
話が吹っ飛ぶかもしれないが、コロナ以降、オキュラスクエスト2を買う理由はどこにあるのかといったら、VRゴリラというYoutubeチャンネルを見るためだと考えている。
台湾といいほかの旅行先で思うことは適当に散歩しているときが最も旅行していると感じることだ。正直観光地に行っても何も思うことはなく、普通に西門とか中山とかプトラジャヤとかKLを歩いているときが最も旅行している感はある。というかそれだけでよくね?と思っている。