こんにちは!
クウェートのよしくんです。
今回は東日本大震災であまり知られてないことをお伝えします。
僕は毎年、この時期はクウェートを思い出します。
実はクウェートは東日本大震災の時に陰ながら多大な支援をしてくれています。
クウェートの優しさ、そして友好関係を感じる時期なんです。
そんなクウェートの支援について今回は紹介します。
クウェートは、東日本大震災があった時、復興支援として500万バレル(約450億円相当)の原油提供を行っています。
これは復興支援の中でも世界最大規模です。
どんな国よりも、惜しまずに支援してくれました。
この支援は東北の三陸鉄道にも充てられており、購入された車両にはクウェートの国章が入っています。
8両の車両購入のほかには、被災した5つの駅舎の再建や、他の施設の整備にも役立てられているようです。
また、クウェートのサバーハ首長は、東日本での震災後に日本を訪問し、アクアマリンふくしまへの300万ドルの寄付を決めています。
なぜ、こんなにも支援してくれるのか…
それは「恩返し」なのかもしれないです。
クウェートがイラクによるクウェート侵攻で大変だった時、日本は多国籍軍への協力などで1兆円を超える拠出をしています。
また、湾岸戦争後の機雷除去にも、日本の自衛隊が出動して協力しています。
実際に、現地クウェートでは「クウェート侵攻時に日本に助けられた」という話をよく聞きます。
当時まだ生まれていなかった僕にも感謝を伝えてくれます。
クウェートが実際に身をもって、とても困難を体験したこと。
そんな大変な時に日本が大きな支援をしてくれた。
だからこそ、東日本大震災の時に多大な支援をしてくれたのかもしれないですね。
また、アクアマリン福島に寄付したのは、阿部義孝館長が過去に「クウェート科学研究所」で研究員を務めていたのもあってのようです。
「繋がり」を大事にするクウェートらしい側面とも言えます。
クウェートは日本人が思っている以上に、日本との「絆」「友好関係」を大事にしています。
僕自身としても、クウェート留学時に多くの現地の方に助けてもらいました。
困った時はいつだって助けてくれたんです。
日本全体が大変な時にも、クウェートに助けてもらいました。
だからこそ、僕はクウェートに何か貢献できるようになりたいと思い、活動しています。
皆さんに少しでも、中東、イスラーム、そしてクウェートについて興味を持って頂けたら嬉しい限りです。
以上になります。
読んで下さりありがとうございました!
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