仮想通貨の赤ちゃん(@cryptojinsei)です。
月に1万円程度のお小遣いで草コインを買ったり、AirDropを漁ったりしています。
サミットに登壇した中華銘柄シリーズ、第六弾です!
連載企画『JBaaS Summit Tokyo』レポ、続いてはMUSKです。
公式:musk.vip
ついに出てきましたね…中国版ALISことMUSKが……
紹介動画は見つけられませんでしたが、フル中国語のプロダクトのため、探せばあるかもしれません。
「知識に、報酬を」
これがMUSKの理念です。
サービス名であるMUSKは、稀代の天才イーロン・マスクの名前を借りたとのこと。
「彼が私の目標であり、彼の作品のようにMUSKを世界を変えるプロダクトにしたい」と息巻くCEO・Ye Feiの熱量がすごかったです。
というか、イベント全体を通して、JBaaSの会場で一番アツかったのはMUSKですね。Ye Feiのプレゼンの緩急が上手く、聴衆をしっかり煽っていた印象です。
あと、なぜか彼らだけ50人規模の応援団つきでカンファレンス出てましたし。そのサクラのおかげでいちいち盛り上がってましたし。資金潤沢なんですかね。もしかしてICO大成功してる?
すでにトークンは上場済みのようで、価格は乱高下を繰り返しつつも上昇傾向にあり、「今後ますます価値を高めていくぞ!」と檄を飛ばしていました。
というかトークンめっちゃ買ってほしそうでしたし、タイミングよくFCoinGPMの上場リストに乗っかってましたし、なんでしょう、多分そういうことかと。
CEOのプレゼンのあとは、アドバイザーである中国某大学の教授にバトンタッチしていましたが、教授のプレゼンは一般的な話に終始しており普通につまらなかったので割愛します。ブロックチェーンのありきたりな未来の話じゃなくてサービスの話がもっと聞きたかった……
先ほども言及した通り、MUSKの理念は「知識そのものに価値をつけ、正しく報酬を与える」ことです。
日本向けのローカライズに合わせて用意されたMUSKの1paperには、「万葉集のviewに1回1円という価値をつけたならば、累計で5兆円以上の価値が生まれている」というメッセージが。
なるほど。だいたいやりたいことがわかりました。
CEOのYe Feiは、プレゼン内でSteemitとInkに言及し、彼らから影響を受けたと明言していましたが、サービスとしてはもろにそのまんまの組み合わせです。
つまり、
①記事のviewといいねによりtoken獲得可能なサービス(Steemit)を基盤に、
②小説/イラスト/音楽などの創作物も掲載可能なプラットフォームにし、
③さらにBCで著作権管理(Ink)も行うぞ!
というマシマシ全部乗せのインスパイア系ラーメンがMUSKです。
というか同じ日にInkがプレゼンしてたのに、よく衆目の前で「あのプロダクトをパクリました!」って言えるよな……これもさすが中国というか……いや凄い……これもひとつのパワーですよね……
というか「トークンあがるぞ!!」の話と「ブロックチェーンは社会を変える」程度の話しかしてなくて特に書くことがないぞこの野郎!ギャン泣きするぞ!
Steemitという偉大な先駆者の背中を見て、「広告記事多すぎてクソ!!」だった日本でALISが生まれ、「パクリ多すぎてクソ!!」だった中国でMUSKが生まれた、という話なのかもしれませんね。
CEOがマーケットメイクにたいへん興味があるようで、実際にFCoinGPMにも上場を果たしているようなのですが、トークン関係については、赤ちゃんはALISの姿勢の方が好きですね。
「ストップ!投機」ですよ、皆さん!
次回の記事はF-minerを取り上げます!
IPFSベースのストレージマイニングという激ニッチな業界において、中華マネーの力で意味不明に高性能なマシンを作ってるマイニングプロダクトっぽいぞ!
まっててね!
-----
-記事を書いた赤ちゃん-
おなまえ:仮想通貨の赤ちゃん
ラーメン: I ♡ 化学調味料
つぶやき:twitter
記事一覧:こちら
-----