仮想通貨の赤ちゃん(@cryptojinsei)です。
月に1万円程度のお小遣いで草コインを買ったり、AirDropを漁ったりしています。
『Ontology MainNet Launch Meetup in Tokyo』の登壇銘柄レポだよ!
ONT Meetup登壇銘柄紹介記事、第一弾は、OntologyのCEOであるJun Liのプレゼンテーションです。
Blockchain業界の概況と、ONTというプロダクトの理念について、高い熱量で語っていました。
赤ちゃんがJun Liになった気持ちで、小項目ごと分割して見出しをつけながら、覚えている範囲で彼のスピーチをエイヤとまとめていくよ!
◆ブロックチェーン・インフラの概況
そもそもブロックチェーンは、今後の主流インフラとなることができるのでしょうか。
ブロックチェーンは、欧州諸国などでは今や政府からもコミュニティからも人気のあるトピックとなりましたが、現在はまだ日常生活で使用可能なレベルにはありません。
ブロックチェーンは、今はまだインフラではないのです。
インフラとなるためには、新しいモジュールや、新しいコミュニケーションモデルの整備が必要です。
◆Ontologyとは
いま、新しいデジタル・アセットの経済モデルが存在するとします。
その中で、現実世界にあるモノをトークン化することのメリットは何でしょうか?
答えは、橋渡し(ブリッジ)です。
トークン化することで、現実世界とブロックチェーンとの橋渡しが可能となります。
ブロックチェーンのインフラ化においては、こうした橋渡しが必要となりますが、現在はトークンの取引所など、中央化された場所でしかサポートされていません。
パブリックインフラとして次世代に提供できるような、優れたブロックチェーン・インフラが必要なのです。
そしてそれは、パブリックブロックチェーンでは不十分なのです。
それはなぜでしょうか。
まず第一に、サポートの問題があります。
分散化システムを採用すると、その分散度が高くなればなるほど、サポートが劣化していきます。
第二に、要件の問題があります。
ブロックチェーンをインフラ化するには、優れたガバナンス・モデルが必要です。これについては、各プロジェクトがそれぞれポリシーを持って作っていかねばならないでしょう。
これらのことから、ブロックチェーン・インフラを普及させていくには、ひとつのパブリックチェーンではサービスが不十分であると言えるのです。
チェーンには、柔軟性・拡張性が必要となってくるでしょう。
そしてさらに、現実世界とのリンクが必要です。
オブジェクトやバーチャルコンテンツと連動させる識別IDをリンクさせることで、インフラとしてより十分なサービスが行えます。
これらを実現させる貯めには、ブロックチェーン・インフラとは別のプラットフォームが必要となってきます。
分散型アプリケーションの一部をみなさんが所有するシナリオ、それがOntologyです。
◆ONTのふたつの側面
Ontologyには、パブリックプラットフォームであり、またコミュニケーションプラットフォームでもあるというふたつの側面があります。
複数のチェーンがあれば、複数のプロトコルが必要です。
それを実現したのがOntology1.0です。
Ontology1.0は、【インフラストラクチャ】【モジュール・プロトコル】【アプリケーション】の3本の柱で構成されています。
(下記画像をご参照ください)
また、Ontologyのネットワーク・トラスト・エコシステムは、マルチプルアーキテクチャからなるチェーンネットワークを構成しています。
(下記画像をご参照ください)
Ontologyのスマートコントラクトは、オープンソースのノードをダウンロードすることによって、誰でもテストをすることが可能です。
Ontologyの現在のVPSは5000ですが、今後数ヶ月で2倍になる予定です。
◆Ontologyの本質的な価値
Ontologyには、価値を担保する仕組みがあります。
まずは、供給量が固定であること。次に、ユーティリティトークンであること。
これらによって、Ontologyのシステムが動くほど、ホルダーがリターンを得られる構造となっています。
またOntologyには、「SmartX」と呼ばれる統合化されたIDEが用意されています。
SmartXを利用することによって、Solidity/java/C#などのコードでスマートコントラクトの作成が可能です。
SmartXはGithubアカウントと連携が可能ですので、ぜひご利用ください。
Ontologyはテックコミュニティに対し、総額1億ONTの報酬を用意しています。
APIやSDKを提供することでサポートさせて頂きますので、あらゆる便利なものをなんでも作ってください。
最後に、Ontologyの魅力的なパートナーを紹介します。
(下記画像をご参照ください)
それでは、Ontologyを使用することによって、何が可能となるのでしょうか?
もちろんトレードだけでありません。財政サービス・行政管理・公共福祉をはじめとするあらゆるものに対し、すべてのインフラとなり得るのが「オントロジー・トラスト・ネットワーク」なのです。
(翻訳機の調子が悪く、半分程度しか聞き取れていません。ご了承願います)
Ontologyの開発者コミュニティには、開発者報酬として、総供給量の10%にあたる1億ONTが充てられています。
その開発者コミュニティにいるのは、どういう人たちだと思いますか?
Ontologyの開発者コミュニティは、フルタイムやパートなど様々な形でOntologyに直接所属している開発チームと、Ontology外にある複数の独立系コミュニティによって構成されています。
開発者コミュニティでは、定期的なミートアップはもちろんのこと、中にはdiscord上のみで交流し、オンラインでのみ参加している人たちも存在しています。
開発者コミュニティの中で最も巨大なものは、O3というコミュニティです。
O3はベイエリアをはじめとする各国に拠点があり、Ontologyのテクニカルレビューを行って頂いています。
多言語のサポートにより開発者が入りやすく、discordによるオンラインサポートが可能で、複数のコミュニティもある。
サポートの多いOntologyは、開発者にとってスタートしやすい環境であると言えます。
gitのコミットは2000を超え、40名を超えるコントリビューターが参加しています。
皆さまも、ぜひ開発コミュニティにjoinしてみてください!
会場質問:
NEOとONTの関係は?
Jun:
NEOとは技術的な協力関係を結んでおり、新しいスマートコントラクトのスタンダードを作ろうと取り組んでいます。
しかし、NEOは財団法人で、ONTはビジネスプロジェクトのため、コミュニティやストラテジー等は全く異なっています。
会場質問:
ブロックチェーン3.0と呼ばれるHashgraph等はONTと何が違うのですか?
Jun:
Hashgraphは中央的な仕組みと考えています。おそらくスーパーノード的なメカニズムではないでしょうか?
Ontologyのビジョンは、分散レベルとパフォーマンスのバランスを追求することにあります。我々はパブリックブロックチェーンを提供するので、どんなサービスもONTのチェーン上で提供が可能です。
また、HashgraphとOntologyとはストラテジーが異なっており、Ontologyのほうが速度が早いです。
いかがでしたでしょうか!会場の熱気が伝わりましたかね……?
中華発のプラットフォーム系通貨の大本命であるOntologyの魅力が伝わったのであれば幸いです!
その他の登壇銘柄についても、いずれ取り上げます。できれば。おそらく。あるいは。
また次回!
-----
-記事を書いた赤ちゃん-
おなまえ:仮想通貨の赤ちゃん
中華銘柄:最高かよ……
つぶやき:twitter
記事一覧:こちら
-----