映画「犬猿」感想

監督

吉田恵輔

主演

窪田正孝, 新井浩文, 江上敬子（ニッチェ）

ストーリー
弟の金山和成（窪田）は真面目な印刷会社の営業マン。

ある日、彼のアパートに、強盗罪で服役していた兄の卓司（新井）が刑期を終えて転がり込んでくる。

卓司は和成とは対照的に凶暴な性格でトラブルメーカー。

和成はそんな卓司に頭を抱えるが、気性の激しい兄には文句のひとつも言えない。

一方、親から引き継いで小さな印刷所を切り盛りする姉の幾野由利亜（江上）は、勤勉で頭が良く仕事はできるものの、太っていて見た目がよくない。

得意先の和成にほのかに想いを寄せる彼女の天敵は、頭は悪いけどルックスとスタイルの良さから芸能活動もしている妹の真子（筧）だった。

複雑な感情を抱くこの二組の兄弟・姉妹の出会いを境に、それぞれの関係はさらに大きく歪みはじめる…。

感想

とにかく新井浩文さんと江上さんの演技がすごすぎる。主人公の窪田さんがかすんで見えます。

新井さんは悪い役やらせたら天下一品ですね。リアルすぎて怖い。こういう人ほんとにいそうです。

この映画は新居さんの事件の前か後かの上映かはわかりませんが、あれ以来メディアから消えたのでもったいなさすぎる。

もっと演技みたいですね。是非復活してほしい！

そして江上さんですが、演技素人のはずなのに圧倒的な存在感と感情の表現が豊かです

思いを寄せる人に好意を抱く表情やその人が妹に取られてからの嫉妬心がえげつない。

さらにさすがお笑い芸人と言わせてくれるほどのボケやお笑い要素を入れてくれているのでシリアスな映画化と思いきやふとした時に「ぷっ」と笑わせてくれます。

正直なめてました。彼女今後も女優として活躍してくれることを期待しています。

全体的に相当面白い映画なのでお勧めです！！アマゾンプライムビデオに契約している人なら無料で見れますので外出自粛生活にどうでしょうか？？？