前回の記事では、ニーチェのルサンチマンについてかい摘んで解説しました。詳しくは下記を参照ください。
■コメント
何事も順番が大切。まずはルサンチマンについて理解しておく事をオススメします。(サラッと読めるようにしてあります)
ルサンチマンは当時の行き過ぎた神信仰へのカウンター的な概念でした。
そしてニーチェは「神は死んだ」と言ったのです。信仰するものをなくした人はどうすればいいのでしょうか?
そこはさすがニーチェ。ちゃんと迷える人々への次なる道筋を用意してくれていました。
それは、「超人」という概念です。
「超人」とは、自分の人生は思うままに生きていいんだと言う事。自己実現したい事があれば積極的にそこへ関わっていくと言う事です。
ハングリー精神旺盛に貪欲に自分の人生に、夢に、目標に、向き合って一生懸命生きていく。といったイメージでしょうか。
ここから私の解釈ですが、何かにすがることは自分の人生を放棄したに等しいと思っています。
そうではなく、自分の人生をしっかり生き切ってこそ、最後に神が微笑んでそっと手を差し伸べてくれる。
そういうものだと私は考えています。