もし、今日という日の繰り返しで、明日が来なかったら本当に楽しめますか?
タイムリープという、何度も同じ時を過ごす現象を、元にした作品は、数多くあります。そのどれもが、少しずつキャラクターの動きによって変化していくことで、明日を生み出しています。
でも、本当にあなたが同じ毎日を繰り返すようになったらどうなるでしょうか。
「MONDAYS/このタイムリープ、上司に気づかせないと終わらない」 2022年10月28日公開
「同じ場所で足踏みしている人たちとは、
私は違うんです。」
これこそが、明日を生きる源でしょう。しかし、みんながそうであるとは、限りません。
毎日同じならば、少しずつでも同じ作業に対して、早くなったり、質の高いものになったりすることでしょう。もう一回チャンスがあればと感じた過去の経験も同じ日ならば、いずれチャンスをつかみ取れるようになります。
果たして、そしたらその後はどうなる?という疑問を描いた本作。監督は、何度か紹介させて頂いている「14歳の栞」の竹林亮監督。
今宵新たなタイムリープページが開かれる。
タイムリープって、慣れたら不安になるのでしょうか。ある日まで、同じ毎日だったのに、急に物事が動き出したらどう感じるのか。非常に興味深いものです。しかも、1人じゃない。グループで同じ現象を分かち合う人がいたらなおどうなるのか。そのうち、怠けて遊び呆けるのか。
でも、ふと我に帰った時、似たような毎日を過ごしていたなと思った方もおられるでしょう。とするならば、本当は、毎日になれるとタイムリープのような状況に陥るのではないか。そして、そこでの動きこそ、本当にやりたかったことなのではないか。
あるひとはいう。まだお時間があれば、やりたいことがやれたのに。と、また、ある人は、仕事に忙殺されもう当時のように体力がなくなってできることやしたいことが減ってしまった。と
さて、タイムリープが続いた社会は、みんなが次の動きがわかりながらも、どのような毎日を過ごすのだろうか。案外変わらない毎日を過ごしているのではないだろうか。
ルーティンは、基本的に変わらない上に、家にいる間にしたいことだって限られている。
結局全ては自分。
変わろうとする人は、気付かなかった変化に気付くだが、それも味は図柄の行動によってもたらせる恩恵だ。
毎日同じ日々を過ごしていると思うなら、彼女のような気概に変化していくと。毎日少しずつ良くなっていくだろう。
人は、自らの力で変化していこうとしなければ、まわりがどれだけ優秀でも関係ないだろう。
わたしもまた、明日の方が良くなるように、自己研鑽に励むとする。
それでは、それでは。