7/18-19に小学生向けにスクラッチ、7/25-26に中学生向けにHTML+CSS+JavaScriptのプログラミング体験教室を開催しました。いつもは一つ所に集まってやりますが、コロナのため今回はZoomを使ったオンライン教室となりました。
スクラッチは子供向けのブロック型言語です。HTML、CSS、JavaScriptはWebシステムを構成する言語です。
小学生向けも中学生向けも二日間の講座でした。
初日午前 2.5時間のテキストベースの座学
初日午後 課題選択、自習
二日目午前 自習
二日目午後 課題まとめ、課題発表会、授賞式
Zoomを使った教室だったのですが、「もしつながらない人がいたらどうするか」を考える必要がありました。それは発注元の意向でもありました。そこで、こうしました。
・開催時間の一時間前から部屋を作る。受講者は開催一時間前から接続を試みる。(※)
・つながらない人は、講師に電話する。
・講師が接続をフォローし、それでもだめなら、講師が用意したネット接続可能な事務所へPCを持って移動してもらう。
・その事務所にはスタッフを置いておき、有線・無線のネット接続をサポートする。
電話フォローは発生しましたが、結果的に全員がZoom接続できました。また、10分おきに接続が切れる受講者も出ましたが、ルータの再起動とPC変更でなんとか安定しました。
※市の主催なので、受講者も市民。市外県外の受講者はいないため、一時間あればなんとか事務所へ移動できるだろうと想定しました。
オンライン教室は、受講者が理解しているかしていないか把握するのが難しかったです。小学生は、わからないことはすぐ声で質問してくれてやりやすかったですが、中学生は羞恥心があるようで質問はほとんど文字のプライベートチャット(Zoom上での1対1のメッセージのやりとり)でした。
中一でNode.jsで遊んでるという子がいました。Bot作りが楽しいそうです。すごすぎる...。別の子からは、私が答えられないJavaScriptのコーディング方法の質問がありました。教えていて嬉しいことは、自分が学ばされることです。Node.jsなんかまともに使ったことないですし。次の教室に向けて、もっと知識をつけなければ。
親御さんについて言えば、当たり前かもしれませんが小学生の親より中学生の親の方が成熟していました。小学生の方は、キャンセルが2名。しかもこちらから問い合わせない限りキャンセル連絡もないというお粗末。中学生の方はキャンセルなしでした。自分の想いだけで予約して、子供の予定を把握していない親がキャンセルするのですね。申し込みをキャンセルされると、非常に困りますね。一度申し込みサイトを見て「満員。申し込み終了」となっているのを見たら、もう普通は申し込みサイトを再訪しませんから。
発表会前で緊張している中学生に「口角を上げると、緊張がほぐれますよ」と教えたら、みんな口角を上げるじゃないですか。素直で感動しました。私が中学生の頃は、もっと悪ぶってた気がします。
次に向けて、今回の反省を活かし、もっと企画を練って臨みます。
以上