慶長5年9月15日は関ヶ原の合戦が起きた日です。西暦では1600年10月21日ですが、9月15日は毎年Twitter上で関ヶ原の戦いが繰り広げられます。「#関ヶ原2020」は新型コロナウイルス感染症(COVID-19; coronavirus disease 2019)の影響を受けました。ソーシャルディスタンスの配慮の仕方が東西両軍の明暗を分けました。
2020年はNew Normal時代に対応して軍議もZoom会議になりました。ところが、西軍では不参加の武将も。接続方法が分からないのか、接続方法が分からないのか、それとも離反を決意したのか。特に石田三成から接続しようとすると不安定になるようです。
総大将の毛利輝元は外出自粛で大阪城から出てきません。吉川広家はUber Eatsで弁当を注文しました。三成の家臣の八十島助左衛門はソーシャルディスタンスに配慮して島津義弘に馬上から伝令しましたが、逆に怒らせてしまい、心の距離をディスタンスさせてしまいました。
これに対して徳川家康のソーシャルディスタンスの配慮は成功しました。小早川秀秋への寝返り催促は、感染対策に万全を期して声を出さす、距離のとれる鉄砲を発砲しました。この結果、小早川ら西軍の武将がGo To東軍キャンペーンに参加しました。
コロナ以外にも時事ネタが盛り込まれました。西軍諸将が動かない石田三成の心情は「ぴえん」です。島津の退き口はGet Wild退勤に因み、Get Wild退却と呼ばれました。Get Wild退勤は、退勤時に『Get Wild』を聴くというもので、心が高揚します。「#関ヶ原2020」に加えてGetWild退却もTwitterのトレンドになりました。
大谷吉継の必殺技は急所つかみになりました。これは『真田丸』の大谷吉継と『半沢直樹』の黒崎検査官が共に片岡愛之助さんであることに由来します。『真田丸』と『半沢直樹』の中の人つながりには真田源次郎「ビッグマックを食べた」もあります。西軍が敗北しても自身が流罪になってもビッグマックを食べるのでしょう。
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警察不祥事と薬物乱用